ドクダミ[蕺草](ドクダミ科)
日陰の空き地や林などに生える多年草。茎は分枝して無毛です。
6~7月、茎上部に長さ1~3cmの花穂を出し、小さな花を多数つけます。花被片は無く、ふつう3本の雄しべと、3つの花柱を持つ1本の雌しべがむき出しの状態で配置されていて、白く花弁のように見えるのは総苞片になります。
以前にも載せましたが、ドクダミはゲンノショウコやセンブリとともに三大民間薬と呼ばれていて、昔から親しまれてきました。ちょうど花期の今、全草を採って干し用います。
若い葉などは、天ぷらにすると美味しいそうです。我が家の周りにも毎年生えてきますが、まだ味見をしたことがありません。いつかは天ぷらにして食したいと思っていますが、なかなか決断できないでいます。
2010年の花
5月下旬 横浜市内にて