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タイサンボク[泰山木、大山木](モクレン科)
今年もまた、タイサンボクが花をつけました。毎年観察している株ですが、今年は低いところの枝にも花がたくさん咲いていました。
ホオノキとソックリな花ですが、こちらは常緑樹なので、艶のある厚めの葉が特徴ですね。
タイサンボクの花後
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ヒメシャラ[姫沙羅](ツバキ科)
中国地方を除く、神奈川県箱根以西の本州~四国、九州(屋久島まで)に生える落葉高木。
葉は長さ3~8cmで、裏面の脈にだけ毛があるか無毛です。花柄は1cm以下で、花は径1.5~2.0cm。
4~5年枝は赤褐色です。
同属のナツツバキと似ていますが、花がやや小さく花柄が短いこと、蕚片の外側に2枚の苞葉がつくことなどの違いがあるようです。
このヒメシャラは、公園に植えられていましたが、今まであまり意識して見たことがありませんでした。なかなか可愛い花を咲かせるのですね。
6月中旬 横浜市内にて