スベリヒユ[滑り莧](スベリヒユ科)
歩道の脇に、こんな花も咲いていました。小さな花ですが、可愛い花を咲かせるスベリヒユです。
以前にも載せましたが、マツバボタンなど、ポーチュラカと呼ばれる園芸種の仲間になります。
このスベリヒユ、C4植物と呼ばれ、効率的に二酸化炭素を取り込むので、気孔を大きく開けずに、空気中の低い濃度の二酸化炭素をすみやかに体内へ取り込むことができるそうです。
そのため水の消費量を、普通の植物の約半分に節約できるのです。また、二酸化炭素を効率よく取り込むことから、二酸化炭素不足が生じず、光を無駄にすることなく、晴天の日の昼間の強い太陽光を全て使って光合成ができるのだそうです。
植物は、皆同じように光合成をするのかと思っていましたが、色々と特徴があるんですね。
そんなスベリヒユ、野菜として食す地域も多いそうですが、未だに食べたことがありません。
2009年の花
7月中旬 横浜市内にて