自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

へそくりの花・・・カラスビシャク

2011-07-09 17:45:00 | お散歩


カラスビシャク[烏柄杓](サトイモ科)
道端でカラスビシャクが花をつけていました。周囲に他の草が少なく、カラスビシャクの葉と仏炎苞がうまい具合に撮れました。
以前にも載せましたが、カラスビシャクの球茎を「半夏(ハンゲ)」と称し、漢方にも用いられる生薬となります。球茎から茎を取り除いた痕が窪むため、別名「へそくり」とも呼ばれています。
このカラスビシャクは、畑などに普通に生えていたため、農家の方が球茎(半夏)を掘り貯めて、薬屋に売って内緒で小遣い稼ぎをしていたそうで、「へそくり」の語源にもなったといわれています。
私はなかなかへそくりができませんが、皆様はどうなのでしょうね・・・

2009年のカラスビシャク



カラスビシャクを撮ったあと、ふと足元を見ると路上に木々の葉の影が綺麗に写っていました。
なんか涼しげな感じがしましたね。
今日、関東地方も梅雨明けしたそうです。
例年よりも雨が少なく、梅雨らしい日は少なかったように思えます。
この先、今までのような季節感が、無くなってしまうのではないかと心配になります。
今年の夏は、あまり暑くないことを願います・・・

6月下旬 横浜市内にて

コメント (4)
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