自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

水辺の花・・・

2016-06-04 19:01:00 | お散歩
コウガイゼキショウ[笄石菖](イグサ科)
北海道~本州、四国、九州の湿地や水辺などに生える多年草。水田の強害草ともなっています。
茎は扁平で多管質で2稜あり、未発達の狭い翼が見られます。葉は扁平で幅3mm前後あり多管質、根生葉は線形で、茎葉は剣状線形です。
6~8月、茎先が分枝し、その先端に凹形の集散花序をだし、小さな淡緑色の花をたくさん付けます。

花被片は披針形で尖鋭頭になります。内外花被片はほぼ同長となります。
雌蕊の柱頭は屈曲しながら斜上し、3つに分かれます。雄蕊は3個で葯は花糸より短いです。
果実はさく果で、赤褐色を帯び、先が鋭角に尖ります。
池のほとりで、小さな花をたくさん付けたコウガイゼキショウらしきものと出会いました。
小さな花ですが、透明感があってとても綺麗です。
この仲間も色々あって、詳しく分類するのは私には難しいです。
一応コウガイゼキショウとして記録しておきます。

5月中旬 大和市内にて

コメント (10)
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