自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ならぬ花・・・

2016-06-05 19:22:00 | お散歩
カキノキ[柿木](カキノキ科)
日本各地で見られる雌雄同株の落葉高木。広く栽培されていますが、山野に野生化しているものも多いです。
葉は大きく広楕円形で、互生し全縁です。
5~6月、葉腋に花を咲かせます。雄花は集散花序に3~5個付き、雄蕊が多数あり萼は小さいです。雌花は単生し、柱頭が4裂し萼は大きいです。
葉にはビタミンCが多く含まれていて、6月頃に採取し、葉の芯を取ってから蒸して、陰干しして用います。
果実を食べた後、ヘタを日干しして乾燥させたものを「柿蒂(してい)」といって、しゃっくり止めとして用います。
また、未熟な果実から作った柿渋は漁網などの強化防腐剤として用います。


今までカキの花というと、雌花にしか目が行きませんでした。
こうして雄花を改めて見てみると、カキノキの花だということに自信が無くなりそうでした。やはり萼が小さいせいでしょうか。
雄花も見ているはずですが、あまり記憶には残っていなかったようです。

5月中旬 大和市内にて

コメント (10)
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