クチナシ[梔子](アカネ科)
昼下がり、歩道をトコトコ歩いていると甘い香りが漂ってきました。ここは周囲より道路が少し高くなっている所です。
その香りの元を探して、歩道の下を覗き込むと、畑の脇に植えられたクチナシにたくさんの花が咲いていたのです。
ようやく一重の花を撮ることができました。
クチナシの花は花冠が5~7裂し、裂片の間に見える糸状の物は萎れた雄しべです。果実は漿果で、橙色に熟します。完熟した果実を乾燥させたものを「山梔子(さんしし)」といい、漢方にも用いられる生薬です。
果実にはカロチノイド系のクロシンという色素が含まれ、古くから染料としても用いられてきました。
梅雨の季節に咲く花、なかなか撮ることができなかったので、嬉しい出会いでした。
2010年の実
6月上旬 横浜市内にて
昼下がり、歩道をトコトコ歩いていると甘い香りが漂ってきました。ここは周囲より道路が少し高くなっている所です。
その香りの元を探して、歩道の下を覗き込むと、畑の脇に植えられたクチナシにたくさんの花が咲いていたのです。
ようやく一重の花を撮ることができました。
クチナシの花は花冠が5~7裂し、裂片の間に見える糸状の物は萎れた雄しべです。果実は漿果で、橙色に熟します。完熟した果実を乾燥させたものを「山梔子(さんしし)」といい、漢方にも用いられる生薬です。
果実にはカロチノイド系のクロシンという色素が含まれ、古くから染料としても用いられてきました。
梅雨の季節に咲く花、なかなか撮ることができなかったので、嬉しい出会いでした。
2010年の実
6月上旬 横浜市内にて