エビヅル[海老蔓](ブドウ科)
7月にまだ緑色の実を付けていたエビヅルも、黒く熟し始めていました。
少し酸味はありますが、美味しい実だと思います。ただ、とても小さいのでほんの味見程度しか試せません。
イヌビワ[犬枇杷](クワ科)
こちらはイヌビワです。この辺りの林ではよく見られます。
花嚢が色付いていますが、これは雄株でしょうか。イヌビワは雌雄異株、雌株に付く果嚢は食せるようです。
ビワと名が付きますがイチジクの仲間で、イヌビワコバチによって受粉されます。
イヌビワコバチの雄には翅がなく、一生を花嚢の中で過ごすそうです。雌には翅があり、雄株の花嚢で羽化したのち外に出てきます。この雌が雄株の花嚢に入るとそこで雄と出会って交尾をし、産卵します。雌株の花嚢に入ると外に出ず、そこで一生を終えるそうです。身体についている花粉によって雌株は受粉し、果実が熟すのです。雄は交尾するとその一生を終えるのです。
イヌビワの実を食べる時には、もれなくイヌビワコバチの雌も入っているようですね。
イヌビワ、試食してみたいですが、中々その気になれません。
9月上旬 横浜市内にて
7月にまだ緑色の実を付けていたエビヅルも、黒く熟し始めていました。
少し酸味はありますが、美味しい実だと思います。ただ、とても小さいのでほんの味見程度しか試せません。
イヌビワ[犬枇杷](クワ科)
こちらはイヌビワです。この辺りの林ではよく見られます。
花嚢が色付いていますが、これは雄株でしょうか。イヌビワは雌雄異株、雌株に付く果嚢は食せるようです。
ビワと名が付きますがイチジクの仲間で、イヌビワコバチによって受粉されます。
イヌビワコバチの雄には翅がなく、一生を花嚢の中で過ごすそうです。雌には翅があり、雄株の花嚢で羽化したのち外に出てきます。この雌が雄株の花嚢に入るとそこで雄と出会って交尾をし、産卵します。雌株の花嚢に入ると外に出ず、そこで一生を終えるそうです。身体についている花粉によって雌株は受粉し、果実が熟すのです。雄は交尾するとその一生を終えるのです。
イヌビワの実を食べる時には、もれなくイヌビワコバチの雌も入っているようですね。
イヌビワ、試食してみたいですが、中々その気になれません。
9月上旬 横浜市内にて