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日当たりの良い乾いた山野や道端などに生える多年草で、5~6月節から花茎を伸ばし、先に赤紫色の花序をつけます。
芝生として昔から使われてきましたが、現在では、同属のコウシュンシバやコウライシバが使われる事が多いそうです。
5月中旬 茨城県ひたちなか市内にて
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ニワゼキショウ[庭石菖](アヤメ科)です。こちらは北アメリカ原産の帰化植物ですが、葉も同じ線形なので、一緒に生えているとよく分からないです。先日載せたマツバウンランも芝生の中に生えていることがよくあります。シバの花はご覧のように目立たないので、初夏の芝生を彩るのには代役としてちょうどよいのでしょうか。
帰化植物が確実に定着しているようで、複雑な気持ちです・・・・・
5月中旬 横浜市内にて
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今回の写真で、やっと子どものころ見た花の謎がとけました。埼玉の稲荷山公園というところで、広い芝生のまんなかにぽつんと咲いていたんです。ハイキングでお弁当を広げるような場所ですから、植えたのではなくタネが飛んできたかなにかしたのだと思いますが。
いつもご覧いただいていたようで、ありがとうございます。
子どもの頃の謎・・・お役に立てて光栄です。
ニワゼキショウの種子は、土にでも紛れ込んでいるのでしょうか?シバと一緒のことが多いですよね。
これからも、よろしくお願いします。