2日目は朝早めにホテルを出て、市電に乗って谷地頭まで向かいます。終点谷地頭の電停近くには、この神社の表参道がありますが、日曜日の朝でしたので、人も車もほとんどいませんでした。
函館八幡宮は、幾度かの遷座を経てこの地に鎮座されています。この鳥居は、表参道から数えて三つ目でした。左手に見えるのは手水舎です。
こちらが本殿です。“現在の社殿は大正4年に竣成したもので「大正式八幡造」の代表作と言われ、社殿の形式は聖帝八棟造りで、聖帝造(日吉造とも言い藤原時代の寝殿造の後方の一間を切り取った形)に、八棟造(権現造とも言い本殿と拝殿とを中殿で連結)を併せた実に森厳にして優雅である。” 【北海道神社庁HPより】
函館八幡宮でお参りした後に立待岬に行くのですが、神社の前にある道を行くと峠を越えて行けるようなので、その道を選びました。これは途中で見えた町並みです。この写真でははっきりしませんが、画面中央のまっすぐな道の中央付近に谷地頭の電停があります。
さほど時間はかからずに、立待岬に到着しました。風が強くて、予報よりも雲が多い空でした。11月からの冬期間は、立待岬に通じる道が通行止めだからか、他に2~3組程しか観光客の姿は見えませんでした。
これが津軽海峡、遠くに見えるのは津軽半島でしょうかね。ウミネコやカラスがたくさんいましたが、風に流されて思うように飛べないようでした。
石川啄木一家のお墓などがある墓地を抜けて戻ります。漁港にはたくさんのウミネコたちがいました。写していませんが、この左手の方では、何人かの方がサーフィンを楽しんでいました。見ているだけで寒くなってしまいます。
この後、市電に乗って金森赤レンガ倉庫まで行きました。
赤レンガ倉庫を観光して、土産物の品定めをした後に函館の坂を巡りました。この坂は、八幡坂。以前、台所洗剤のCMに使われて一躍有名になったそうです。ここは坂の一番上、丁字路になっています。車の通りは少なかったのですが、車が来たのに交差点の中央に立って、写真を撮り続ける人がいたので、思わず注意してしまいました。旅の恥はかきすて、では困りますね。
こちらは旧函館区公会堂。大火によって焼失した町会所を再建しようと1910年の完成した建物です。国指定重要文化財で、大規模修理を経て2021年4月にリニューアルオープンしたそうです。この近くには、函館ハリストス正教会など教会がいくつもあり、それらを眺めながら街ぶらして、五島軒で昼食を食べた後、歩き疲れて市電に乗ってホテルに戻りました。
この日、一番の目的は函館山からの夜景を眺めることです。函館山ロープウエイに乗り、函館山展望台に着いたのは日没少し前でしたが、展望台は既に人があふれていて夜景を望む場所がありません。やむを得ず引き返して、漁火公園で夜景を待ちました。ここからの眺めも良いのですが、軌道のロープが写り込みます。
街の灯りが輝いてきて夜景となりましたが、強い風の吹く中、1時間近く立っていたので身体が冷えてしまいました。下から上がってくるゴンドラは満員です。この公園にも人が溢れてきました。
これは乗り場のある室内からの眺めです。展望台はこの建物の上にあるので、そこからの眺めに近いのでしょうかね。さっさと下りのロープウエイに乗ってしまったので、後から妻にもっとゆっくり眺めたかったと怒られてしまいました。南部坂を下って赤レンガ倉庫のある港町まで戻り、夕食を食べてからこの日も谷地頭温泉で、冷えた身体を温めてからホテルに帰りました。
11月下旬 函館市内にて
やはり函館に止まるなら夜景ですね。
当方は隣の森町というところで泊まっ
たのですが、夜景を見に行った記憶
があります。陸繋砂州の上にある町が
光で分かるという良い風景でした。
朝晩は冷えました。日中は晴れていれば暖かさも感じましたが、やはり寒く思いました。
夜景を長く見てもすぐ飽きてしまいましたが、温泉に入るのは飽きませんね。
ご夫婦で北海道の旅、北海道はもうかなり寒いのでしょうね。
やはり北海道は冬の旅行が良いのでしょうね。
寒い中での夜景撮影よりは、温泉に浸かって温まる方が良いようですね。
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