トウネズミモチ[唐鼠黐](モクセイ科)
中国原産の常緑小高木。庭木や公園樹、街路樹などに利用されます。
6月の終わり頃から花を咲かせますが、秋から冬にかけてなる果実は、ヒヨドリやシジュウカラ、キジバトなどに好んで食べられます。
移植が容易で生長が速く、大気汚染に強いことなどから、街路樹や公園樹等として広く利用されていますが、鳥により多数の種子が散布されて容易に分布を拡大し、都市近郊部の植生に影響を及ぼす恐れがあるため、要注意外来生物リストに載せられています。
街中でも目にする機会は多いと思いますが、トウネズミモチの果実酒は滋養強壮に良いそうです。鳥ばかりに食べさせるのではなく、私達もその果実を利用するといいのでしょうね。
12月中旬 横浜市内にて
葡萄みたいで美味しそうに見えますね! (^^)
滋養強壮にいいんですか!?
チョッとだけ軟弱もんの私にはいいかも♪
鳥ばかりだけでなく、私達にも分けて欲しいですね (笑)
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さて、この実の味はどんな味なのでしょう。
ブドウのような液果だということなので、食感は似ているのでしょうか。
一度挑戦してみます。
Wポチ、ありがとうございます。
ネズミモチとは、遺伝的撹乱が危惧されているそうです。
その他にも、都市生態系への影響が心配されています。
都市の緑化には、元々その地域に生えていた樹木を選択するのが良いと聞いた事がありますが、むやみに植林するのも考え物なんですね。
ははあ、それほどたくさんは見かけないけどなあ。
確かに、ぼくが撮ったあんな場所(陽当たりも空気も悪そう)でも、あれほど生長していますけど。
私がよく歩くところでは、林際の道路沿いにたくさん生えている所が幾つかあります。
繁殖力が旺盛だなと思ってみていました。
大気汚染にも強く、環境適応性も高いそうです。