自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

イタチも見つけた・・・

2007-07-14 18:48:00 | お散歩
イタチハギ[鼬萩](マメ科)。
北アメリカ原産の落葉低木で、葉は偶数羽状複葉で互生し、小葉は卵形~長楕円形で先はやや丸く、全縁になります。この時はもう実をつけていましたが、5~6月、濃紫色の花序をつけます。この花の色から「クロバナエンジュ」と呼ばれることもあるそうです。元々山林の砂防や護岸用に植えられていましたが、今では各地で野生化しているそうです。
昨日のキジが飛び去った後、堤防の中を歩いていて見つけました。このイタチハギは、護岸目的というより、コンクリートの護岸の上に溜まった土に、どこからか種が飛んできて根付いたもののようです。堤防沿いはほとんど帰化植物で占拠されているみたいですね・・・・・

6月下旬 藤沢市内にて 
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鳴かずに飛んだ―キジ

2007-07-13 23:02:00 | お散歩
キジ[雉](キジ科)
アレチハナガサ、ヘラオオバコを観察した後、境川を対岸の藤沢市側に渡ったところで出会いました。
川面に下りていく階段脇の茂みで、何かが動いたので近寄ってみると、突然飛び出してきました。土手の上まで飛んでいって、こちらを警戒しているところでしょうか。
去年、畑で出合ったキジよりも近づく事ができました。この後、キジは近寄る自転車に驚いて、対岸の茂みに飛んでいってしまいました。

大陸原産のコウライキジの人為的な放鳥により、日本固有種のニホンキジとの交雑が問題になっているようです。
植物も動物も人間の我儘によって連れてこられて、力強く生きているのですね・・・・・

6月下旬 藤沢市内にて 
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見つけてしまった―ヘラオオバコ

2007-07-12 17:45:00 | お散歩
先日、茨城県の公園で初めて見たヘラオオバコを横浜で見つけました。
泉区でよく見かけるという情報を
あぶさんに教えていただいたのですが、まさに泉区内を流れる境川の川岸に生えていました。
昨日載せたアレチハナガサを観察した後、川沿いの道に戻る途中で見つけたのです。
まだあまり目立たなかったのですが、数年もすれば我が物顔で群生している事でしょう・・・・・
ヘラオオバコ[箆大葉子](オオバコ科)  6月下旬 横浜市内にて

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境川にて・・・

2007-07-11 18:24:00 | お散歩
アレチハナガサ(クマツヅラ科)
南アメリカ原産の多年草で、荒地・河原などに生えます。葉は対生し、茎は4稜でほとんど毛がありません。
小さな花ですが、よく見ると可愛い花ですね。去年初めてこの花を見つけたときは、名前がわかりませんでした。



去年と同じ境川でみつけたのですが、堤防沿いに沢山咲いていました。
草丈は2mくらいになるそうで、なんとなくヒョロヒョロとした印象です。
河原の国際化は、とても進んでいるようですね・・・・・
6月下旬 横浜市内にて 
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ヒヨドリが咲く・・・

2007-07-10 21:42:00 | お散歩
ヒヨドリバナ[鵯花](キク科)
今年は、横浜でこの花を見つけました。花期は8~10月といわれていますが、もう咲き始めようとしています。同属の「フジバカマ」は秋の七草としてお馴染みですね。
花はよく似ていますが、フジバカマの葉は3裂するのに対し、本種の葉は分裂しません。フジバカマよりも普通に見られるようです。
ヒヨドリが鳴くころに咲くことから、この名がついたそうですが、ヒヨドリって年中鳴いていませんでしたっけ?

6月下旬 横浜市内にて 
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