自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ヤマホトトギス・・・

2014-09-25 20:40:00 | お散歩
ヤマホトトギス[山杜鵑草](ユリ科)
北海道西南部~本州、四国、九州の林縁や明るい林床に生える多年草。葉は互生し、長楕円形で先は尖り、縁は波打ちます。高さ1m程になり、茎には下向きの毛があります。
7~9月、茎先や上部の葉腋に散房花序をだし、白色の花被片に紅紫色の斑点のある花を上向きに付けます。花被片は強く反曲し、下部に黄色の斑紋はありません。また中程が凹みます。
花糸の外面や花柱に花被片と同じ紅紫色の斑紋があることが多いです。
この林でヤマホトトギスを見たのは初めてです。今までこの季節に行ったことがなかったのかもしれません。
新たな出会いは嬉しいものですよね。

9月中旬 横浜市内にて

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コウホネ 花後・・・

2014-09-24 22:31:00 | お散歩
コウホネ[川骨・河骨](スイレン科)
5月に花が咲き始めたコウホネですが、つい先日まで花が咲いていたようです。
以前にも載せましたが、コウホネの果実は水中で熟します。
画面右側のまだ黄色い萼片の残った花、このあと萼片が落ちて画面左下の状態になり、その上の花後の姿で分るとおり徐々に水中に沈むようです。
そうして熟すと果皮が割れ、中の種子が水に漂っていくそうです。
種子が漂う、その様子も確認してみたいものです。。。

5月の花

9月中旬 横浜市内にて

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ナンバンギセル・・・

2014-09-23 21:59:00 | お散歩
ナンバンギセル[南蛮煙管](ハマウツボ科)
北海道~沖縄の山野に生える1年生の寄生植物。ススキなどのイネ科やカヤツリグサ科、ショウガ科などの単子葉植物を宿主とします。葉は地上には出ない茎に鱗片状に付くのみで、葉緑素を持たず、宿主の根などに自らの根を食い込ませ養分を奪って育ちます。
7月~9月、花茎を伸ばし、先に花冠の先が5裂する淡紅紫色の筒状花を横向きに付けます。

このナンバンギセルを探し続けていましたが、今まで出会うことができませんでした。
この日もススキの根元を食い入るように探しつつ歩いていたのですが、このナンバンギセルはアシの根元で花を付けていました。
でもこれは花の終わりかけでしょうか。なんとなく萎れた感じがしますね。
もう少し活きのいい花と出会ってみたいと思います。

9月中旬 横浜市内にて

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コバネイナゴ・・・

2014-09-22 21:26:00 | お散歩
コバネイナゴ[小翅稲子](バッタ科)
ススキやアシが茂る水辺の草むらで、こんなバッタに出会いました。
これはコバネイナゴでしょうか。
夏から秋にかけて、バッタと出会うことが多くなります。こちらの気配を早く察知し、近づく前に逃げていくものもあります。
このバッタは、私の気配で一っ跳びした所で身を潜めているつもりのようです。やや離れた所かカメラを向けてみました。
コバネイナゴはイネの害虫ですが、佃煮として食用にもなるそうです。
子どもの頃、時々食卓に上りましたが好んで食べた記憶はありません。その味も覚えていないのです。

9月中旬 大和市内にて

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コクサギ・・・

2014-09-21 21:06:00 | お散歩
コクサギ[小臭木](ミカン科)
1月に果実の弾けた様子を観察したコクサギ、今は葉もまだ茂って、緑色した実をたくさん付けていました。
葉には小さな油点がたくさんあります。葉を切ると独特な臭気がしますが、この写真では油点を確認することはできません。
コクサギ型葉序といって、特徴的な葉の付き方をしますが、その様子はわかるでしょうか。
小さな木ですが、興味深い木でもあります。

1月の様子

9月中旬 大和市内にて

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