この日、日当たりの良い土手の草むらで、ハコベを見つけた。
いわゆるハコベには、コハコベとミドリハコベがあるという。
その区別をなかなか覚えられないでいるのだが、道端にはウシハコベというのもあるから紛らわしい。
このウシハコベは、花柱の先が5つなので、コハコベやミドリハコベとはすぐに区別できるという。
1枚目の写真では、花柱の先の様子がわかりにくいが、先は3つであった。
もっと花柱の先の様子がわかる花を探したら、すぐ脇に2枚目の写真の花があった。
先の様子がわかるだろうか。
このハコベは、ウシハコベではないことが分かった。
では、ミドリハコベとコハコベと、どちらだろうか迷う所である。
茎が紫色を帯びているので、これはコハコベと言いたい。
しかし、雄蕊の数が1枚目では5本に見えるので、コハコベらしいが、2枚目では雄蕊が9本くらいあるように見える。そうすると茎は緑色ではないがミドリハコベにも思えてくる。
実際は種子の表面の様子で区別がつくということだが、種子を見つけることができなかった。
さて、これはどちらなのだろう。
また課題が増えってしまったようである。
11月中旬
藤沢市内にて