自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ハコベとは・・・

2014-11-25 19:31:00 | お散歩

この日、日当たりの良い土手の草むらで、ハコベを見つけた。
いわゆるハコベには、コハコベとミドリハコベがあるという。
その区別をなかなか覚えられないでいるのだが、道端にはウシハコベというのもあるから紛らわしい。
このウシハコベは、花柱の先が5つなので、コハコベやミドリハコベとはすぐに区別できるという。

1枚目の写真では、花柱の先の様子がわかりにくいが、先は3つであった。
もっと花柱の先の様子がわかる花を探したら、すぐ脇に2枚目の写真の花があった。
先の様子がわかるだろうか。
このハコベは、ウシハコベではないことが分かった。
では、ミドリハコベとコハコベと、どちらだろうか迷う所である。
茎が紫色を帯びているので、これはコハコベと言いたい。
しかし、雄蕊の数が1枚目では5本に見えるので、コハコベらしいが、2枚目では雄蕊が9本くらいあるように見える。そうすると茎は緑色ではないがミドリハコベにも思えてくる。
実際は種子の表面の様子で区別がつくということだが、種子を見つけることができなかった。
さて、これはどちらなのだろう。
また課題が増えってしまったようである。

11月中旬

藤沢市内にて

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カワセミ・・・

2014-11-24 22:00:00 | お散歩
カワセミ[翡翠](カワセミ科)
久しぶりに出会ったカワセミです。

しばらく眺めていると、飛び立ってホバリングを始めました。
一瞬のちに水中へ飛び込み、近くの岸辺に降り立ちます。
うまく小魚を捕らえたようで、嘴の先に獲物をくわえているように見えたのですが、うまく撮ることができませんでした。
いつか獲物をくわえている姿を撮ってみたいですね。。。

2011年のカワセミ

11月中旬 藤沢市内にて

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ダイモンジソウ・・・

2014-11-23 17:20:00 | お散歩
ダイモンジソウ[大文字草](ユキノシタ科)

日本全国の山地の谷間や湿気の多い岩場などに生える多年草。葉は腎円形で長い柄があり、基部はくさび形または心形になります。縁は浅く裂け、全体に毛があります。
7~10月、長い花茎を伸ばし、集散花序を出し、白花を疎らに付けます。花は5弁花で、上の3弁は小さく、下の2弁は左右に大きいです。
ダイモンジソウの葉は、山菜としても美味しいそうですが、花期に全草を採って干し、利尿や便秘に用いることもあるそうです。
このダイモンジソウは、水の湧き出る谷間の苔むした岩に生えていました。観賞用に栽培されることも多いので、これは自生のものではないのかもしれません。
この日は、花に出会うことはあまり期待しないで行ったのですが、ダイモンジソウに出会えて幸運でした。近くに行けなかったので、詳しい様子が見られなかったのが残念です。

11月中旬 横浜市内にて

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ミゾホオズキ・・・

2014-11-21 19:48:00 | お散歩
ミゾホオズキ[溝酸漿](ゴマノハグサ科)
7年前、初めてミゾホオズキを見た水辺で、久しぶりにこの花と出会いました。
図鑑によると花期は6~8月とありますが、11月も半ばになっても咲いていたのです。
さすがに花の数は少なかったですが、今でも咲いていることがわかって嬉しかったです。
そういえは、ホオズキに似るという果実の姿をまだ確認していません。
この時もそれらしき姿がわかりませんでした。
来年は果実を見てみたいと思います。

2009年の花

11月中旬 横浜市内にて

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花期は長く・・・スカシタゴボウ

2014-11-20 20:51:00 | お散歩
スカシタゴボウ[透田牛蒡](アブラナ科)
水田や道端の湿り気のあるところに生える越年草。根出葉は羽状に裂け、茎葉は上部ほど裂け方が浅く、基部は耳状にはりだして茎を抱きます。
4~10月、茎先に黄色い4弁花を咲かせます。

果実は長さ5~8mmの短角果です。
その様子がわかるでしょうか。
よく似たイヌガラシの果実は長角果となります。
イヌガラシは、道端や畑脇の草むらでよく見ることができますが、スカシタゴボウはなかなか出会う機会がありません。
稲刈りの終わった田んぼの脇で、このスカシタゴボウと出会えたのは幸運でした。
それにしても花期が長いですね。1枚目の写真ではわかりにくいかもしれませんが、茎先の花の下には、10cm近い茎にたくさんの果実が付いていました。
茎をどんどん上に伸ばし、花を咲かせながら果実を付ける。スカシタゴボウの一生がわかります。

11月中旬 横浜市内にて

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