自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

開花、クレソン・・・

2015-03-20 19:36:00 | お散歩
オランダガラシ[和蘭芥子](アブラナ科)
水辺では、こんな花も咲き始めていました。
オランダガラシです。
アブラナ科らしい4弁花を付けていますが、特徴ある細長い長角果の姿は見えません。まさに咲き始めた所のようです。
ヨーロッパ原産のオランダガラシですが、水辺の植物として普通に見られる状況です。
要注意外来生物にも指定されているので、駆除が必要なのでしょうが、それを行っている所も見たことがありません。
食用としてみなが食べれば減っていくのでしょうが、水質が気になってすぐに食べる気にもなりません。
さて、どうすればいいのでしょうね。

2010年の花

3月中旬 大和市内にて

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

治療中・・・

2015-03-19 16:29:00 | お散歩
コブシ[辛夷](モクレン科)
林縁に生えているコブシの高木を見上げていると、一羽のヒヨドリが飛んできて枝にとまりました。
すぐに蕾の辺りに嘴を突っ込んで何かをしています。
虫でもいるのでしょうか。

暫く見ていると、虫などではなく蕾そのものを食べていることに気付きました。
この表情は鳴いているのではなく、上を向いて突いた蕾を飲み下そうとしている姿です。
そろそろ花が咲きそうなのに、堪ったものではありません。
以前にも載せましたが、コブシの蕾は「辛夷(シンイ)」といって漢方薬の原料ともなる生薬です。
主に鎮静、鎮痛作用があり、この季節に使われることも多い辛夷清肺湯という漢方薬にも含まれ、鼻炎や蓄膿症、頭痛などに用いられます。
このヒヨドリ、ひょっとして花粉症の鼻炎がひどくてこれを食べているのでしょうか。
そんなことはないと思いますが、花を待つ私の心をよそに、夢中になって蕾を食べるヒヨドリでした。

3月中旬 大和市内にて

今日は休みだったので、雨の合間に散策へ出掛けました。
林の中で鳴くウグイスに出会うことができたのは収穫でしたね。
私は今年初めて聞きました。
今日はこれから研修会に出掛けます。。。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春、開花・・・

2015-03-18 21:57:00 | お散歩
オウトウ[桜桃](バラ科)
公園の中でサクラの花が咲いていました。ついに春本番です。
とは言っても、こちらは実を食べるサクラ、オウトウです。
サクラには、花を楽しむサクラと実を食べるサクラに分けられるそうですが、「サクランボウ」とは広い意味ではサクラの実全般を指します。でも、一般的にはこのオウトウの実をサクランボウと称するそうです。
この日、オウトウの花は5分咲き程でした。ここで実の生る様子を見ていませんが、散策路沿いに植えられているので、いつでも手にすることができそうです。
サクランボウ、さて誰が食べるのでしょう・・・

3月中旬 大和市内にて

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チュンチュン・・・

2015-03-16 21:38:00 | お散歩
スズメ[雀](ハタオリドリ科)
日本中に分布し、市街地や住宅地など人家付近でみられます。
成鳥の頬にある黒い斑が特徴で、頭部が赤茶色、腹は白色、体の上面は茶褐色で背には黒い縦斑があります。
地面にいる時は、両足を揃えて飛び跳ねるように歩く姿は可愛いですよね。
最も身近にいる野鳥ですが、見慣れているせいで普段観察したことがありません。子どもの頃はざるの罠を仕掛けて、生捕ろうとしたこともあります。そんな時は、近づくスズメを見つめているのですが、その特徴と言われてもすぐに言うことができません。
そんな思いから、散策中にスズメを撮ろうと思ったのですが、近づくそぶりで逃げてしまいます。
結局離れた所からの撮影で、満足いくものが撮れませんでした。
スズメ、と名の付く植物も多いですが、近くて遠い存在ですよね。

2月下旬 横浜市内にて

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連理・・・

2015-03-15 19:27:00 | お散歩

シラカシ[白樫](ブナ科)
林の中を歩いていると、並び立つ2株の白樫の大木がありました。
片方のシラカシから伸びた太い枝が、もう一方のシラカシの幹にのめり込むようになっています。
1本の木の枝が、他の木の枝と連なって木目が通じ合っていることを「連理(レンリ)」と言うそうですが、もう少し時間が立てばその状態になるのでしょう。


裏側に回ってみると、驚いたことに太い枝に見えたものは、既に太いシラカシに取り込まれてしまった別のシラカシだったようです。
既に連理の状態だったシラカシが、また別のシラカシに取り込まれようとしている状態だったのですね。
連理には、夫婦・男女の間の深い契りをたとえていう意味もあるそうです。
これでは三角関係になってしまいますね。

2月下旬 横浜市内にて

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする