自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ここにも赤い実・・・

2017-12-08 18:07:00 | お散歩
サンシュユ[山茱萸](ミズキ科)
今年は花を見る機会のなかったサンシュユですが、秋の赤い実は見ることができました。
枝いっぱいに実が垂れ下がっています。
葉はほとんど落ちていますね。

成熟した果実から、種子を取り除いて乾燥したものを「山茱萸(サンシュユ)」と言って滋養・強壮や止汗に用います。漢方薬の六味丸や八味地黄丸にも配合されています。
そのままでも食することができますが、果実酒としても楽しむ事ができますね。
これだけ生っていて、利用されないのはもったいない気がしてしまいます。

2016年の花

12月上旬 横浜市内にて


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池で佇む・・・

2017-12-07 20:53:00 | お散歩
カルガモ[軽鴨](カモ科)
池の畔に出てみると、カルガモたちが水面で思い思いにくつろいでいる姿を見ることができました。
この辺りではよく見かけるカモですね。
水面に突き出た木の枝からは、カラスウリの実が垂れ下がっています。
その細い蔓にはカラスウリの葉が見られません。葉が落ちた後も実が残っていることが多いですね。
この日は寒い日でしたが、水の中の方が暖かく感じるのでしょうか。
カルガモたちにその辺を確認できれば面白いのですが、思うようにはいきませんね。

1月の姿

12月上旬 横浜市内にて

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葉も実も色付く・・・

2017-12-06 21:46:00 | お散歩
ゴンズイ[権萃](ミツバウツギ科)
林縁ではゴンズイの実を見ることができました。
まだ葉が緑のうちから見ることができますが、今は渋く色付いた葉も楽しめます。

ゴンズイの果実は袋果で、中に種子が1~2個入っています。
黒い種子の姿が見えない果実も多く、赤い果皮だけではやはり寂しいですね。
この赤と黒の組み合わせは、二色効果と言って視覚的にアピールしているものだそうです。
鳥たちに種子の存在を知らしめているのでしょうか。
でも、今の時期はムクノキの方が鳥たちで賑わっていますよね。ゴンズイに鳥たちが群がるところを見たことがありません。

12月上旬 横浜市内にて

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こちらは野菊・・・

2017-12-05 21:00:00 | お散歩
ハキダメギク[掃溜菊](キク科)
道端で小さなキクの花に出会いました。
ハキダメギク、花期が長く花の少ないこの季節に目立つ花ですね。昨日載せたキクの花と比べると、舌状花の数が5つしかなく、疎らな感じについています。花の大きさも径5mm程と小さいです。
1920年頃に移入してきたそうですが、今ではほぼ全国に分布しています。
小さな花でも繁殖力は強いのですね。

2015年の花

12月上旬 横浜市内にて

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冬に咲き・・・

2017-12-04 21:18:00 | お散歩
キク[菊](キク科)

道端で咲いていたキクの花。
いわゆるイエギクでしょうか。舌状花の数が多いですよね。
黄色い筒状花は、まだ開き始めたばかりのようで、周囲にある花が幾つか開いているだけでした。
写り込んでいる葉は傷み始めているのでしょうか。緑色も褪せてきている感じがします。
花の少ないこの季節、貴重な花ですが、物悲しく見えてしまいます。

12月上旬 横浜市内にて

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