自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

巻いて巻いて・・・

2018-11-11 21:24:00 | お散歩
コウヤボウキ[高野箒](キク科)
林の中には、こんなかわいい花が咲いていました。コウヤボウキですね。
コウヤボウキの頭花は筒状花のみからなり、その花冠の先は5深裂します。裂片の先はくるっとカールしていて面白い姿ですね。
コウヤボウキの花は雄性先熟です。この花は2裂した花柱の先が見られるので、雌性期のようです。
うまく受粉すれば、白い冠毛をつけた姿が見られますね。

2017年1月の姿

11月上旬 横浜市内にて

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赤い実輝き・・・

2018-11-10 21:16:00 | お散歩
イイギリ[飯桐](ヤナギ科)
久しぶりにこの場所でイイギリの実を見ました。
たくさんの実をつけていましたが、赤く色付いた実と色褪せてきた葉の色合いが素敵です。

葉も大きいですが、実のつき方も豪快ですね。
立冬も過ぎたのに、今日は暖かな一日でした。
葉を落としても残る実、もうしばらくはイイギリを楽しめますね。
しばらくイイギリの花を見ていません。
来年は見に行けるといいのですが、どうなることでしょう。

イイギリの花

10月下旬 横浜市内にて

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これもカラス・・・

2018-11-08 20:22:00 | お散歩
カラスノゴマ[烏の胡麻](シナノキ科:アオイ科[APG])
林縁の草むらで、カラスノゴマと出会いました。
ここはちょっとした群生が見られます。
11月になって、そろそろ果皮が避けて、ゴマのような種子が中から顔を覗かせる頃でしょう。
9月頃に黄色い花を咲かせますが、しばらくその姿を見ていません。
来年はこの花も見てみたいです。

2016年の実

10月下旬 横浜市内にて

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似たもの多く・・・

2018-11-07 21:22:00 | お散歩
ツクバトリカブト[筑波鳥兜](キンポウゲ科)
昨年も花を観察したところで、今年も無事に花の咲く姿を見ることができました。
トリカブトの花は雄性先熟、まだ雄蕊がフレッシュな感じです。
花の形が面白いですよね。

こちらは葉の様子です。
ツクバトリカブトは、葉の切れ込みが深いです。
この葉の形が、ニリンソウやモミジガサと似ているため、誤食して中毒になることがあります。特に早春から初夏の芽生えの頃はとても似ているので、これらの山菜と間違えて採取することが多いそうです。
花の季節に、花の咲く姿を楽しむのが無難なようです。
今日は立冬、寒さは感じられない日でした。

2017年の花

10月下旬 横浜市内にて

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朱く色付き・・・

2018-11-06 21:31:00 | お散歩
カラスウリ[烏瓜](ウリ科)
木々の葉や草が枯れ始めたこの季節、林縁などで目立つ存在です。
カラスウリ、花は夜に開くので目にする機会が少ないですが、この赤い実は存在感を示していますね。
根には大量のデンプンが含まれ、秋から冬に掘り取って、輪切りにして日干しし、コルク層を取り除いて生薬として用います。「王瓜根(オウガコン)」といい、黄疸や利尿、催乳などに用いました。
また根のデンプンは、天花粉という昔のベビーパウダーにも用いられました。
その気になれば、たくさんの根を掘り取れそうですが、それをする気にはなりませんね。
来年こそ、久しぶりに花を見たいです。

10月下旬 横浜市内にて

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