雨の日になると、道端に出現するヒキガエルとよく出会います。
ヒキガエルを真正面から撮影するとカワイイ感じに撮影できます。
さて、カエルは英語で、frog(フロッグ)?
それともtoad(トード)?
実は、toadはヒキガエルで、ヒキガエル以外のカエルをfrogと使い分けます。
図鑑でヒキガエルの英名を調べてみると、ヒキガエルだけtoadで、それ以外はfrogになっていると思います。
ヒキガエルのイボイボした姿が醜いので、他のカエルと区別しているらしく、toadは、「嫌な奴(物)」と言う意味もあるそうです。
10年以上前、大阪市内で撮影したカエルやヘビの写真を展示させてもらったことがあり、その時にアメリカ人のお客さんが来られたので、ヒキガエルはtoad、それ以外のカエルはfrogと言うのか、質問してみました。
すると、ヒキガエルの写真を指さしながら、「そういえば、これはtoadっていうね。それ以外はfrogやわ~」と、流暢な関西弁で答えてくれました。
「そういえば」といった感じでしたので、少なくとも、そのアメリカの方はfrogとtoadを意識して使い分けていた感じではなく、言われてみれば・・・みたいな感じでした。
同じカエルを一方はfrog、一方はtoadと使い分けるという感覚は、あまり日本語にはない感じがします。
という今、手元にカエルの図鑑があれば、ヒキガエルの英名をチェックしてみてください。