はぐくみ幸房@山いこら♪

「森を育み、人を育み、幸せ育む」がコンセプト。株式会社はぐくみ幸房のブログです。色々な森の楽しさ共有してます♪

アラゲキクラゲ

2024年10月09日 | キノコ・菌類のお話

 キノコの季節真っ只中!

 「これは食べられるの?」、それとも「毒キノコ?」みたいなやりとりが増える季節ですね。

 僕自身、警戒心がとても強いので、基本的に、「美味しくて、絶対に毒キノコと間違うことのないキノコ」しか口にしません (^_-)-☆。

 

 というわけで、その中でもお勧めの天然キノコが「アラゲキクラゲ」。

 スーパーでも販売されているキノコ ”キクラゲ” ですね。

 名前にアラゲ(荒毛)と付いているように、実際、手で触ってみるとビロード状の毛っぽいものを感じます。

 

 アラゲキクラゲは、1年中出てるって感じのキノコで、特に初夏~初秋にかけての発生が多く、広葉樹の枯れ木に発生します。

 山の中はもちろん、湿気と影のある環境で、広葉樹の枯れ木があれば、畑でも発生するキノコです。

 広葉樹を30~50cmくらいの長さに伐って、日陰と湿気のある場所に放置すると、運が良ければ、大量に発生することもあります。

 ムクノキに発生したアラゲキクラゲ。 

 こんな感じで発生しているアラゲキクラゲを、すべて採り尽くさず、小さいキクラゲを残しておくと、それが大きくなって、継続的に採り続けることも出来ます。

 もちろん、アラゲキクラゲが発生している丸太や枯れ木を持って帰って、枯れ木が乾燥しない様、気をつけて管理すれば、しばらくの間、キクラゲを楽しむことも出来ます。

 ただし、持ち帰る際は、所有者がいるので、きちんと許可を得てから、持って帰るようにしてくださいね。

 ちなみに、保安林など法的な制限がある場合は、所有者の許可を得ても、持ち出すことは出来ないので、気をつけてください。


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