2023年9月8日、トランスコスモス株式会社様が和歌山県の「企業の森」に参画され、それに伴い、弊社で森林体験イベントを企画・担当させていただきました。
設定された場所は、和歌山県有田川町の森林で「トランスコスモスの森」として森林整備活動に取り組むこととなります。
さて、今回の森林体験イベントは、9月8日の調印式翌日に行うというスケジュールで、調印式とイベントのW運営で、ご担当の方はとても大変だったと思います・・・。
今回のフィールドは「鳥屋城山」、前半は自然観察会、後半は木のスプーンづくり体験とさせていただきました。
午前は自然観察。
鳥屋城山の麓は、花見や紅葉が楽しめるようソメイヨシノやイロハモミジが植えられており、人工的な環境の要素があるものの、頂上に向かうと、アカマツ、ウバメガシ、シャシャンボやナツハゼなどのツツジ科樹木等、やせ地に生育する森林へと変貌していきます。
人工的な環境から自然の環境に変化する様子を観察していただきました。
少し早いけど、ナツハゼが実っていたので、和製ブルーベリーとも言える味も体感してもらいました。
お昼のお弁当を食べた後は、「木のスプーン」づくり。
このスプーンづくりは、私たちの生活や生産活動の中で、やむを得ず、伐採された樹木たちを材料にしており、樹木の命をスプーンという形で活かしてほしいという想いを込めて、行っています。
なお、紙やすりで磨いて、えごま油を塗るというシンプルな作り方で、刃物類は一切使わないので、小さいお子様でも参加できます。
まずは、自分が作りたいスプーンを選んでいただきます。
なお、今回ご用意したスプーンの樹類はサクラ、ウメ、ミカン、コナラで、50本ご用意させていただきました。
加えて、木のお椀・お皿も7枚ほどご用意しました(樹種はイチョウ、クリです。)。
木のスプーンを選んだら、おしゃべりしながら、紙やすりでツルツルに磨き、えごま油を塗って、完成です♪
作り終わったら、完成度が高い「木のスプーン」をお土産として持って帰っていただきます。
森林体験イベントは、予定どおり14時に無事終了しました。
トランスコスモス株式会社の皆様、ありがとうございました。
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