アカマツとクロマツの簡単な見分け方についてのお話です。
一般的には・・・
アカマツは樹皮が赤い。
クロマツは樹皮が黒い。
葉の冬芽が茶色いとアカマツ。
葉の冬芽が白いとクロマツ。
あと、生育地。
アカマツは内陸で、
クロマツは海岸、とか。
などなど、一般的な見分け方はこんな感じかなと思います。
だけど、このような見分け方は、視覚や知識を使った見分け方なので、自然観察を楽しむ・樹木観察を楽しむという点でいうと、少しインパクトが弱い・・・と思っています。
そこで、アカマツとクロマツを簡単に見分けて、同時に観察も楽しめる見分け方があります!
「葉っぱの先を触る」ことです。
アカマツの葉っぱの先は、手のひらでツンツンと触っても、痛くありません。
クロマツの葉っぱの先は、手のひらでツンツンと触ると、痛いです。
クロマツの葉っぱは、アカマツの葉っぱよりも固い。
それは、アカマツは内陸に多く、クロマツは海岸に多い、この生育環境の違いにあるのではないのかな?
おそらく、強い風が吹く上、潮風も吹く、そんな厳しい環境に生育できるように、クロマツの葉はアカマツの葉より固くなったんだと思います。
アカマツの落ち葉を拾って、友達の首に”チクッ”ってすると、半分笑いながら、「痛ぁ~」って、言うと思います。
クロマツの落ち葉を拾って、友達の首に”チクッ”ってすると、怒りながら、「痛いなぁ!💢」って、言うと思います。
マツの落ち葉を拾って、友達の首に”チクッ”ってして、冗談な雰囲気が漂えばアカマツ、マジギレの気まずい雰囲気が漂えばクロマツです。
クロマツの葉は、マジで痛いので、友達の首に”チクッ”って、したらダメですよ(^_^;)。
我が息子達が、マツの葉を片手に、ニヤニヤしながら近づいてきたら、それは100%クロマツです。
「お父さん、アカマツやから~」といって、ニヤニヤしながら片手に持っているマツの葉は、100%クロマツです。
極めれば、触らなくても、アカマツとクロマツの同定が出来る!!(-_-)!!
これを求めていたんです。
たしかに、赤松は痛くない。
また一から松を育てようと思って、昔の松の種類を調べていました。ありがとうございます。