江戸切り子の作り方

2014年02月28日 09時32分36秒 | アイデアのかけら

江戸切子の職人さんに話を聞く機会があった。

彼曰く、江戸切子の職人には「眺めて美しい切子」を作る人と「使う時、美しい切子」を作る人がいる。

ちなみに、その人は「使う時、美しい切子」を作る派。

たとえばグラスやぐい呑なら、
指にしっくりくるように模様を彫り、
口元に持ってくるその角度で見た時、
一番映えるように作るという。

ちなみに、陶磁器は使えば使うほど味が出るものもあるが、
ガラス器は使えば使うほど古ぼけていくので、
残念ながら陶磁器のようにはいかないそうだ。