陰性証明のコメディ

2021年05月25日 08時51分23秒 | コメディのかけら
家族の渡米直前に、
ちょっとしたドタバタがあった。

土曜日に新宿にあるクリニックでPCR検査を受けた。
都内に5つある大手のクリニックである。

翌日、メールで検査結果が来た。
メールの文面には「陰性」とあったが、
肝心の検査証明書の陰性の欄にチェックがない。
さらに、家人(小)の生年月日も間違えている。

チェックがないのは言語道断だし、
生年月日はすべてが違った。
1999年なのに1975年に、
6月23日なのに、4月15日となっている。
どうしたらそんな間違い方ができるのだ?

すぐさま修正版を送ってくれるようメールをしたが、
なかなか返信が来ないので、電話をして請求。
数時間後に、修正版が届いた。

よかった。
と、ここで安心したのが失敗だった。

出発当日のチェックインカウンターで、
また書類の不備が発覚した。
生年月日の年は修正されていたが、月日は間違えたままだったのだ。

しまった!
ちゃんと確認するべきだったと後悔しても後の祭り。

すぐさまクリニックに電話をし、
再修正版を大至急送ってもらう。


連絡の15分後には届き、
空港内のコンビニでプリントアウト、
ことなきを得たが、
出発時刻がクリニックの空いていない時間だったらと思うと、
ゾッとした。

再修正版を送った際に、
僕宛に確認の電話するように言い、
その電話を受けた際、
「どうしてこんなことが起きたのか、
 後ほど電話をするので、
 教えて頂きたい」
と言って切った。

チェックインを済ませ、
ひと息ついた30分後に、
あらためてクリニックに電話をした。

電話口の人間曰く、
「生年月日を間違えたのは
 申込書やパスポートの写しではなく、
 最初の証明書を元に記入したのが原因」
(どうやら修正依頼の電話を受けた人間と、
 証明書を書いた人間が別の人間で、
 生年月日の「年」だけ間違っていると伝わった模様)

さらに、
「今後は書類を書いた後、別の人間が内容を確認する」
「証明書を送った後、相手に電話をして、間違いがないか確認する」
「以上のトリプルチェックを行います」

どうして今回の問題が起きたのか。
そして同じ問題が起きないよう、今後どうするのか。
しっかりしたクレーム対応である。

って、そこはちゃんと出来るのに、
どうして、あんなに杜撰なことをやったんだ!

そこが一番理解に苦しむところだ。