右リアのパーツも一つ一つはシッカリしたもので素晴らしいです。これはちょっと凄い事だと思います。更に一つ一つのパーツにダメージを与えないよう、精度を落さないように私程度ではありますが胃が痛くなるような注意を払ってタイヤを組み付けた状態を極力、真後ろから望遠で撮影したのがコレです。…ご覧の通り症状変わらず右リアが左リアより明らかにトーインし過ぎとなりました。ナックル部のガタは以前より気持ち減ったようですが、ホイールをゆすってもほとんど動かない左リアに対して右リアはアンダーシャフト部を中心にカタカタとブレます。バッテリーの重さが掛かる分重要な右リアがこれではとても直進を望むのは難しいと予測します。ホイールベースの短いMシャーシだからこそ小さな誤差が大きく走りに影響しますよね。それがMの面白さなんですが(私にとって)、直せる事が大前提なので今回のように症状を改善する方法に輸入販売元が「正常」と約束したパーツでさえ直せないとなると「致命的」と判断せざるを得ないのかもしれません。直上から見ると分度器があるワケではありませんが、1度以上の内股になってしまってるようです。
ドライブベルトの適度なタワミが生む加減速時のニュートラルな感触。精度の高い前後サスペンション。単純構造でもシッカリとしたバッテリーホールド。シンプルだけど調整がし易い稼動部。FRPだけどBeaTのハーフカーボン(アッパーをFRPにした)よりネジれ剛性の高さと上を狙うに十分な可能性を多々備えてるMRR2だけにこのリアナックルの痛手はまさに「痛恨の極み」。恐らく今輸入されてる同パーツはどれも同じ事になってるのではと推測されます。ならまた交換をお願いしても結果はたぶん一緒。ここでMRR2から手を引くか。あるいは標準のプラナックル(0度)に戻して頑張るか。かなり投資と工夫をしてきたMRR2だけに辛いけど2択の時なのかもしれません。
コメント
- mini_ta3298 [2009年2月12日 15:40]
- この部品は、トーイン2度と3度の2種類があるようですね。
シャフト穴が外寄りになっているのは、トーイン用に斜め加工してあるからではないでしょうか?穴が楕円に見えたのは、加工治具の問題かもしれませんね。念のため、目の錯覚で無いことは確認しておくと良いと思います。
ガタについては、ナックルだけにシャフトを通すか、ロアアームだけにシャフトを通すかで、どちらに原因があるか確認できませんかね?
部品のオシャカ覚悟であれば、長めの3mmシャフト(使い捨てのため、社外汎用の安価品で可)を通した隙間に瞬間接着剤を流し込み、後日、ハンマーで衝撃を掛けてシャフトを抜き取る方法があります。
隙間を瞬着で埋めるワケですが、お察しのとおり「諸刃の剣」な方法に違いありませんw - やみがらす [2009年2月12日 20:39]
- 私も感覚で判断してしまう傾向があるのでピンを抜いて穴に単独で挿して確認しました。進行方向側(前側)の穴は左右ともほぼシャフトにフィットしており、気持ち右の穴が広いかな?程度です。問題は後ろ側の穴ですが、左側がほとんどシャフトとのガタが無いに近いのに対して右は指でもカタカタと動いてしまいます。とはいえその動き幅は小さなものですが、結果としてナックルのガタつきとなっているようです。ロアアームは左右とも気持ちがいいほどピッタリですヨ♪
- ryohton [2009年2月12日 21:02]
- 手詰まりですか…ね。
シャフトの穴が外寄りの件は、mini_ta3298さんが指摘している通りの可能性が高いのかと私も思います。 製品管理上の問題で2度と3度が間違っている可能性もあり得る話ですね。
それと左右でトーインが違った場合の可能性として、サスアーム自体やサスマウントの変形、サスアームの車体側のピンが曲がっているケースが考えられます。(一般的には、こちらの要因の方が多かったりします。)
チェックの方法は、サスピンであれば分解して平面なトコロで転がしてみる。サスアームであれば左右を逆に組んでみる。(左右使い勝手がなければ)ノーマルの樹脂に戻して左右0度か確認してみるetc.。
それと、ガタについては、アップライトにイモネジは入れてますよね。(シャフトがEリング止めになっているのにアップライトにイモネジが仕込めるのはガタ取り用かと思います)
予備知識として今回のケースで使えるかは「?」ですが、サスアームが若干変形していてサスピンの通りが渋い場合、サスアームにサスピンを差した状態でお湯で煮て、曲がりを矯正する手があります。(今回、逆に馬鹿穴になってしまっている様でしたら駄目ですが) - やみがらす [2009年2月12日 21:13]
- 先ほどアップしたように理由は判りませんがかなり改善が見られ頭が混乱してたりします。品質という点が最も疑わしいですが、画像の通りシャフト部の補強はかなりシッカリした構造を持っています。シャフトの変形は落して転がった時にキレイに逃げたし見た所も正常に見えるんですよ。イモネジでシャフトを締めると思い込んでいたのですが、多分これ別の用途の穴らしく、シャフトの穴とは交差してませんでした。サスマウントはProKITと異なりプラ製ですからココがダメなら致命傷ですよね。目測ですがここは正常なようです。難しいですね。
あなたのブログにコメント投稿されたものです。