座ると、相変わらず仕立ての良いインテリアにホッコリ。
「CX-3」 の内装は確か、皮モデルと、合皮モデルだった気がする。
今日お借りするのは合皮モデルで、これが意外とおさまりが良く感じる。
シートの位置を合わせるの、久しぶりにバーを引いて「ヨッコラショ!」 って自分で動かした。
「アクセラ」 には電動シートが付いてるから、ウミョーンってユックリと前後するんです。
これが、一瞬で位置を合わせたい時に結構イライラする。
一長一短があるから、シートの選択は慎重に、ね。
さぁ出発と、敷地内で動き出した瞬間に 「お、おお!?」 ってなった。
エンジンは確かに滑らかに回るガソリンなのだけど、それ以上に驚いたのが 「足回り」!!!
一般道に出ると、更に 「お、おおお、おおっ!」 って感動してしまう。
物凄く乗り心地がイイんですヨ 奥さん!
初期型と、改良後の2型に試乗してますが、何れも足回りのストローク感が乏しく、路面の起伏をかなり大胆に拾い、突き上げてしまう。
接地感も18インチな事もあってか、「アクセラ」 に比べると正直乏しかった。
結果、ワインディングロードでロールせずにコーナーを駆け抜けたものの、長時間乗るには快適性が全然足りてなかった。
「疲れる乗り心地」 ですね。
「ロードスター」 のがイイくらい。
それがどうでしょう?
今回の 「CX-3」 は別物の足回りになってます。
ストローク感のある懐の深い動きは、ちょいと感動的w
道路の起伏や段差、マンホールがあっても 何事も無いようにいなして スーーっとフラットに通過してしまう。
ハッキリ言って、我が家の 「アクセラ」 と比べても確実に 「勝ち」 です、はい。
これなら、今まで抵抗あった 人を助手席や後席に乗せても全然恥ずかしく無いレベルを余裕でクリアですね。
ハンドリングは、近年のマツダ車の特徴である、少し重めでシットリとした操舵感がキモチイイ。
この点でも、既存の 「CX-3」 より落ちつき、上品さが増してると感じた。
そして、これまた既存の 「CX-3」 で不足を感じていたタイヤの接地感が大幅に増している。
スバリスト的な表現をすると、「路面をシッカリと掴む感覚」 ってのが近い表現かな?
まぁ、「CX-3」 はFFなんだけど、何故かドッシリとタイヤが路面に吸い付いてるような安心感が強い。
これは単なる改良ではなく、かなり別物に進化したのではないか…。