草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

『傷つくのがこわい』根本橘夫:著

2009年03月17日 | 本棚
心理学の本。

図書館で中身をさっと見て、とてもわかりやすそうなので
借りてきました。

  『傷つくのがこわい
  著:根本橘夫
  文春新書、2005

「傷つく」という視点で、個人の心象や世の中を
切った本、といえばいいかなあ。

「傷つく」ということ、「傷つき」の背後にあるもの、
「傷つかない」ための対処法
などなどが載っています。

わたし的には、PTAやボランティアで学校へいくたんびに
ぶっちゃけ相当気を遣って(たぶんみんなそうだよね?)
あとからへばることもあるんだけど・・・

そんな大人の人間関係の、気遣いのこつが
分かったような気がします。

  そう、キーワードは「傷つき」。

そして、嬉しかったのは、
わたし自身の意見と一致する部分があったこと。

でも、この本の一番の魅力は、著者の暖かい姿勢。

傷つきの原因をあれこれ説明しながらも
本の最後に、自身の体験も踏まえながら、
傷つかない自分へ成長する答えのひとつを、提示してくれています。