草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

学芸会は、照明係

2010年11月19日 | 足元記 - PTA&読み聞かせ&卒対
PTA学年委員をしている関係で、
学芸会の照明係を仰せつかりました。

3年生の学年委員6名中、3名の募集。
高いところから見る舞台もまた楽しからずや、と
ばかりに引き受けました。

学芸会、
昨日はリハーサル、今日は児童鑑賞日、
明日は保護者鑑賞日です。

今日と明日、照明係を引き受けることになっていました。
照明のタイミングを書き込んだ台本は
他の学年委員さんが頼んでくれて、手元に届いていました。

ところが、今日行ってみたら、
児童が照明係をやっています!

よくわからない役割分担に、頭ハテナになりながらも
とにもかくにも照明器具の高い位置まで登り、
主事さん(用務員さん)にスポットライトの操作方法を
伺いました。

本番中は、台本を見ながら
係の児童が照明を操作するのを眺めたり
舞台を眺めたりして、イメージトレーニングに
励みました。

明日は、実質ぶっつけ本番だ~い!

『出る杭を伸ばせ―教育実験校「茗溪学園」プロジェクト―』柴谷晋:著

2010年11月19日 | 本棚
茗渓学園はわたしの地元の学校。
通っていなかったけれど、
ラグビーなどで名声高い覚えがあり
興味をそそられたので読んでみました。

  『出る杭を伸ばせ―教育実験校「茗溪学園」プロジェクト―』
  著:柴谷晋
  新潮社、2009年4月

学園創設の理念から、その経緯、名物生徒・教師の
エピソードやその後などが、熱の入った筆致で
綴られています。

学園創設者は、民間企業出身の、岡本稔氏。

当時、詰め込み教育全盛だったのに
あえて「国際教育」「問題解決型学習」「課外実習の充実」を
実践なさいました。

これは、今から見ると、「ゆとり教育」理念の先駆け
だったとも思えるのです。

本著は、具体的なエピソード満載で読みやすいです。

特に印象に残ったのは、
知育偏重で育ってきた学園生が寮に入り、洗濯や生活の
基本的なことを知らず、そこを学んでいく下りです。
子育ての方針に、はっとさせられました。