先日思うところがあり、現役役員の知人に電話して20分ほど
井戸端会議 レベルの議論をしました。
議論、といっても、固くなく、友好的な話し合いベースです。
意見は違っても、ひとって、共感しあうことはできるのだな~、と
不思議な体験をしました。
テーマはやはり、自分が引っかかっている「入退会自由」の件。
これは、今年5月の総会で、わたしが提議した議案に
まつわる、しっぽの部分です。
報告遅れましたが、規約細則の改定案は
廃案となりました。決定事項です。
昨日配布された、運営委員会だよりという
書面での報告がさらっとありました。
でも、文書だけだと、細かいニュアンスが伝わらなくて。
いろいろ聞きたかったのもあって電話しました。
先日たまたまPTA室を訪れた際、役員書記が
次年度の自校版PTAのしおり「なるほどPTA」の
編集会議をしている風景を目にしたからです。
去年、わたしが、この「なるほどPTA」の編集会議の時に
ちょっと遅れ(自分が悪いのですが)
PTAの理念と目的を説明するページに 参加できず
意見表明できなかったことに、悔いが残っていました。
今年、自校の単P内部で揉んで、PTAの入会届整備や
任意団体だということを周知しない、という
決定をしたことを知っていたので、ここにも載せることはないだろう、
とわかりつつ、電話せずにはいられませんでした。
だって、教育委員会+区PTA連合会の共同発行の
「PTAのしおり」 で、きっぱりと
PTAは自由加入の団体です、というようなことが書いてありました。
(これ、別エントリ立てます)
この部分を、今年度役員にお知らせしたかったのです。
ですが、電話の相手の話によると、
ことしの、役員会および役員+各委員長の会議において
議案を揉んだ過程で、上記の「PTAのしおり」は参照したそうです。
そして、わたしの意図は汲んでくれたそうです。
でも、学級PTAにはその議案は「下りて」こなかったんですよね~・・。
理由?
「PTAは任意団体/入退会自由」ということを
周知させたくないから、ですって。
という背景がありつつも。
電話の相手の言い分。
(1)
「なるほどPTA」に「PTAは任意団体」という事実を載せるには
役員会および役員+各委員長の会議で意見をもんで、
学級PTAに下して意見を吸い上げなければならない。
だけど、もう年末で、「なるほどPTA」発行は目前である。
間に合わない、との由。
(2)
直で電話していること自体、変だ。
私は個人としてこれを受け入れて行動することはできない。
意見があるなら「ご意見箱」に一筆入れてほしい。
ご意見箱は、立ち寄りやすい1階に場所を移したから…、との由。
(1)、事情はわかります。
(2)、民主主義の手続き論として、これももっともです。
電話の相手は、なぜか、
組織の上下関係には神経を使うタイプのようです。
まぁいいんだけどね。わたしよりは硬いタイプ だなぁ。
前置きがながくなりましたね。
教委+P連が発行している「PTAのしおり」6ページ目の
PTAの組織図を見ると、横になっています。
(『PTA再活用論』川端裕人、2008、p36)にもこのこと紹介されています。
なおかつ、日Pの木村理事に3年近く前電話したところ
「上も下もない」と力強くおっしゃっていました。
ですが、現実は。
PTAを運営している役員にとって、上下意識は芽生えてくるようです。
「自分と相手は対等である。
たとえ、知識や経験の差はあっても。」
というスタンスで民主的なPTAを運営していってほしいものです。