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小豆島「二十四の瞳」の映画村   

2019-11-19 21:35:04 | 社会・平和

   「二十四の瞳」映画村

 団体バス旅行で小豆島を訪れた。私にとってのこの島は、「二十四の瞳」の映画と結びついており、一度来たいと願っていた場所だった。

 映画村の門を入ると右奥に映写室はある。そこでは、その日もその映画を上映中だった。小さな生徒12人、24の瞳だ。若い女教師、がこの小豆島のその小学校に赴任して生徒と自然多いなかで毎日を過ごす。日本は戦争をしており父親や兄は「勝って来るぞと勇ましくーー」と送り出される。ーーー。年数経過して戦後に、20才を過ぎた当時の生徒と先生とが会話している。

 生徒は自分をとても不幸で、「もう生きていられない」という。今生きている7人、14の瞳となっている。知っているだけ先生は次々に同級生の名を呼び、こんな生活を送っているよと話し、誰もそれぞれの課題を抱えて困難を乗り越えようとしているよ。ーー。「あなたも負けずにーー」と話す。この映画は、戦争はこんな人生を連れて来る。戦争のない日本を是非にと叫びかけている。

 短時間だけの映画村だったがここに来て、長い間肩に乗っていた重荷を下ろすことができたと感じた。その後バスは土庄港にあるホテルへ向かう。到着後、ホテルの説明で知ったのだが、潮の干満により消えたり現れたりする島への道があるよ、名前は「エンジェルロード」。「若いカップルの二人は是非お渡り下さい」と。なんて幸せな時代に、今の私たちはいる事だろう。その事を改めて知る。

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