食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

りんごの皮

2025-02-13 09:38:39 | 料理

 りんご

 食前に果物を食べると消化器に酵素が働いて人の寿命に良い影響を与えると、本にあった。もう数年になるが、朝には果物を食べる。今、妻の体調が少し不調でその皮むきが私の役割となっている。

 りんごを、先ず半分にし、さらに半分にしてそれを1つまた1つと皮をむく。むいたりんごは少し大きめの口広の白いおかず椀2つに、食べやすい大きさにさらに整えて分ける。むいた皮は生ごみとして側の袋に捨てる。

 4半分になったりんごの皮むきをすると、身が皮で守られているその仕方がとても丁寧だと感じる。身に皮の残存をゼロにするまでにと気を配ると4半分であっても2往復半包丁を走らせる。親が子のりんご内身に対して心配りの細かさを感じる。りんごには柿にあるヘタと呼ばれるものもない。

 種が弱いため身を厚くして守ったためこの姿になった。皮は隅まで身に密着して菌など侵入する隙間さえない。そのように守られて見える。念が入っている。人の子はどうだろう。病気や怪我などしないよう心配りして5才まで育て。6歳からは仲間である人といざこざ無く過ごせ生きてゆけるようにと、付合い方・読書きや計算を15才まで学ぶ。16才からは日本社会を広く泳げるように、さらに世界を広く泳げるようにと大学卒業する22才まで。今では親に守られている子も多い。

 念の入りようはりんごに驚かされるが、りんごの世界にも生きてゆくに困難さがあるのだろうか。りんごの皮と内身との間の栄養価は高いという。皮も一緒に食べようとも勧められる。なんらかの理由があるのだろう。今日、依頼していた青森りんごが送られてきた。これからは皮も一緒に食べることにしたいと改めて思っている。

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