信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

中信地域町村交通災害共済事務組合正副管理者会議&古坂区生坂農業懇談会

2018年02月21日 | 生坂村の懇談会
 21日(水)午前10時からの中信地域町村交通災害共済事務組合正副管理者会議は、管理者が唐澤木祖村長さんですので、会議は木祖村役場で開催され、初めて木祖村役場に伺いました。
 会議内容は、平成29年度1月末現在の事業状況について、平成30年度組合事業会計予算について、長野県町村公平委員会共同設置規約の変更について協議をし、若干の修正をして、26日(月)の議会に上程することになりました。
▽ 会議後に撮影した木祖村役場です。


 午後2時からの農業懇談会は古坂区公民館で開催し、最初に私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農業改良普及センター、ノーサイ長野、農業委員会長、地元担当の農業委員、JA松本ハイランドの生坂担当理事・支所長、農業公社理事長・事務局、振興課長・担当職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録を取るために同席して行われました。


 古坂区の今後の地域農業のあり方は「当区は、村の中でも特に高齢化と過疎化が進んでいる集落で、農地も少なくそのほとんどが傾斜地となっている。農地面積も小さく作業の機械化も難しいため、個人ごと現状を維持しながら農地保全を図るとともに、遊休農地抑制のため住民共同による山菜栽培など、楽しみながら生きがいづくりとなる農業を進める。」となっております。


 主なご意見・ご要望は、「昨年玉ねぎを栽培したらネギ坊主になり、苗屋に聞いたところ 遅くに(3月末)肥料するとなるということ」については、「普通は買ってきた苗は大丈夫だけど、太い苗や秋の陽気で生育が進むと花が咲きやすい」こと、「ニンニクの連作は大丈夫か」については、「試験の結果、連作はエンドウ豆は弱く、大体肥料を与えると大丈夫だが連作障害は出てしまう」こと、「じゃがいもが舐められる様になってしまうのは、「肥料の関係か何か」ということは、「コメツキムシの幼虫やハリガネムシが穴をあけることやコウロギ、アリなどもかじることがあるが、農薬で予防できる」ということ、「有害野生獣のシカ・イノシシなど昼間でも出没して被害に遭っていて、電気柵設置補助でも高価であり、夜中のラジオや木酢液は効果があった」とのこと、「山菜やわさび類は人気で売れるが、野菜が集中すると余ってしまう」ことについては、「生産者組合で調整するように検討しているところ」であること、「農地の現状維持はしたいが農業振興は難しいこと」については、「生きがいづくりで農業をしていただき農地保全をしていただければ有り難い」こと、「生産者組合に入りたいがどうすればよいか」ということは、「いつでも応募を受け付けていますので申し出てください」などとご意見等に対してお答えさせていただきました。 


 古坂区は当村でも農業の条件が不利地域ですので、農地保全や活性化施設へ野菜や山菜など出荷体制を検討させていただき、区民の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います。出席された皆さん、何かとお忙しいところ、色々なご意見・ご提案をいただきありがとうございました。

▽ 今朝の写真は下生坂上空からの風景です。







 その他生坂村では、保育園でセカンドブック贈呈、小学校で図書貸し出し最終日、児童館でのらのら青空塾、体協ソフトバレー大会、いくさか歩こう部、大日向で申告相談などが行われました。