信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

大日向区農業懇談会

2018年02月14日 | 生坂村の懇談会
 14日(水)午前9時からの新年度予算査定は、事業の内容や経費の計上、見積りの提出など、前回の査定時に指摘箇所が多かった教育委員会関係の査定を再度行いました。まだ、計上できない事項があり今週末までにお願いし、来年度の重点施策の子育て支援と移住・定住支援等についても協議し、後日最終確認をして、平成30年度当初予算(案)を決定することにしました。


 午後7時からは、大日向生活改善センターで大日向区の農業懇談会を開催しました。まず私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農地整備課、農業改良普及センター、ノーサイ長野、農業委員会長、農業公社理事長・事務局、振興課長・係長・担当職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録を取るために同席して行われました。


 現在の人・農地プランとして、「大日向区は、南平地区、北平地区・中塚地区で営農体系が異なっています。北平・中塚地区は中年層により営農活動が盛んなため、営農組合の活動が継続できるよう平成28年度に中山間総合整備事業で基盤整備に着手し営農組合の支援を進めていく。また、南平地区については、高齢化等により遊休農地の増加が深刻であることから、平成25年度より集落再熱実施モデル地区支援事業を導入し、農地の再生や作物の試験栽培等実証実験を実施して、平成28年度から、基盤整備として田畑と約4haの果樹園地を整備し、今後は新規就農者の受入を進め、地元農家と協調した地域農業の振興を図る仕組みづくりを確立し実施していく。」となっています。


 主な意見と要望は、活性化施設の完成については、工期は8月一杯で9月末に開業予定であること、農産物の最盛期から外れてします点は、生産者組合で協議して皆さんで栽培できる農作物を出荷してもらいたいこと、78人の組合員数で大日向は6名だけであり今後どの様に募集していくかについては、広報いくさか2月号から活性化施設の進捗情報等をお知らせしながら、新たな組合員を募集していきたいこと、クレソンを試験栽培していたが、また栽培の指導については、状況を把握して連絡調整させていただきとのこと、余水が流れていて適地だから、栽培の有志をどう確保するかとも言われていました。
 北平生産者組合では黒豆の栽培をしたいが、植え付け・収穫時の指導のお願い、種子の提供については、華大黒は流通していて、晩生の黒豆で栽培が難しいが、農業改良普及センターの専門家と農協などに要請すること、圃場整備をしていただいたので白ねぎの栽培も考えている点は、農協で推奨しているから、消毒、土寄せなどをして規格で出荷していただくこと、栄養価が高いアピオスを栽培 については、珍しい野菜の出荷もしていいただきたいこと、生産者組合の水田農業、にんにく生産組合などの経営の複合化による活性化の仕組みづくりについては、組合の皆さんと連携を密にして水田農業の体質強化の仕組みづくりを目指したいなどと、それぞれのご意見等に対してお答えさせていただきました。

 今日の農業懇談会での建設的な意見等を反映させ、区民の皆さんと一緒に農業振興に努めてまいりたいと思います。出席された皆さん、お仕事等でお疲れのところ有意義なご意見・ご提案をいただきありがとうございました。


▽ 朝の写真は北アルプスが綺麗に見えた万平集落からの風景です。







 その他生坂村では、保育園で誕生会、中学校で3学期期末テスト・3年模擬テスト、児童館でえいごであそぼ、体協ソフトバレー大会、健康管理センターでヘルスアップ教室などが行われました。