信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂村活性化施設「いくさかの郷」竣工式&オープニングセレモニー

2018年09月22日 | 生坂村の催し
 22日(土) 朝方は雨が残りましたが、段々と天気は回復し、日中は日が届き前日よりも気温がグンと上がって暑い一日でした。
 午前9時30分からは、天気が心配されましたので活性化施設内「かあさん家」の食堂で竣工式を挙行しました。

 生坂村の基幹産業は農業であり、平成23年4月に「生坂農業未来創りプロジェクト会議」を設置して、当村の農業振興と農業課題などの解決、方向付けに取り組んでまいりました。
 当会議は、毎月一回会議を行うとともに、年に一回ほど農業に絞った「農業懇談会」を村内全10区に出向き実施してきました。その取組の中で、村民の皆さんから要望をいただきました、圃場整備、農業用用排水施設整備などの農業基盤整備事業、農業集落道整備などの農村生活環境整備事業、直売施設及び加工施設の建設による6次産業化などを実現するために「県営中山間総合整備事業」を実施したいと考え、長野県農政部に要望し、平成27年度から実施していただくことになりました。


▽ 私から、今回の生坂村活性化施設建設工事は、この「県営中山間総合整備事業」の中の大きな事業であり、生坂農業未来創りプロジェクト会議で施設の建設場所、運営方法などを決めていただくとともに、当村の安全安心な農林水産物を提供するために、村民の皆さんを中心に広く募集をして、農林水産物生産者組合を立ち上げていただきました。
 また、当施設の特色を出すために、ハンガリーの紹介、特産品と料理の提供、北海道標津町、三重県熊野市の特産品の販売などで、当施設でないと味わえないオンリーワンの運営を目指し、多くの村民の皆さんや村外からのお客さんにお越しいただき、観光・交流の拠点にもなります施設にするためにしっかり取り組んでまいりますなどと挨拶をさせていただきました。


▽ 太田副知事さんからは、長野県が事業主体でありまして、生坂村の農業振興や新規就農研修制度の取組などにより、3%の社会増になったことや、農業公社とかあさん家の取組なども、中山間地域の取組として模範的であることから、長野県として県営中山間総合整備事業で支援をしていることなどのご挨拶を頂戴しました。


▽ 小野地域振興局長さんより、県営中山間総合整備事業の活性化施設いくさかの郷の建設工事の事業内容、事業規模、事業費等の経過報告をしていただきました。


▽ 私から主催者を代表し、設計管理者、請負業者に感謝状を贈呈し、大八木建設株式会社の社長さんが代表して謝辞を述べられました。


▽ 公私ともに大変お忙しい中ご臨席賜りました、務台衆議院議員さん、下条衆議院議員さん、清沢県議会議員さん、平田村議会議長さんに、それぞれの立場からお祝いのことばをいただきました。


▽ 竣工式閉会後に、いくさかの郷の正面に移り、大変多くのお客様が待っている前で、くす玉を割ってオープンして記念撮影をしました。










▽ オープンと同時にドッと多くのお客様が入り、あっという間に店内が一杯になり、入場制限をさせていただくほどの状況で、お客様にご迷惑をかけてしまい、担当職員などが謝りながら対応していました。










▽ 11時からは雨が上がり、多くの方々が集まっていただき、私と農業委員会長、生産者組合正副組合長さん、かあさん家店長で盛大に福まきを行い、いくさかの郷の繁盛を祈念しました。








 大変多くのお客様にお越しいただき、レジでの清算やかあさん家の食堂、灰焼きおやきのお買い求めに、大変お待ちになった方がお出でになり、誠に申し訳なく思いました。施設規模以上のお客様にお越しいただいたことは嬉しかったですが、今後はなるべく早く、セール時などに混雑が予想され時の対処方法を検討しなければと思いました。
 本日は、大変多くのお客様にお越しいただき感謝を申し上げますとともに、一生懸命にそれぞれの仕事をしてくださった生産者組合、議員有志、かあさん家、直売所スタッフ、職員など関係各位に御礼を申し上げます。

▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。



 今日生坂村では、公民館で地域未来塾・バレーボール教室などが行われました。