20日(火)の早朝は雨が強まり昼間は日差しが届きましたが、涼しい体感でした。
午前10時からは、議会9月定例会が再開され本会議が行われました。
最初に、総務建経常任委員会の望月一将委員長から審査結果と審査内容の委員長報告がありました。
次ぎに、社会文教常任委員会の藤澤幸恵委員長から、同じく審査結果と審査内容の委員長報告がありました。
今定例会の提出議案 令和3年度生坂村歳入歳出決算の認定、事件案1件、条例案1件、令和4年度生坂村一般会計補正予算【第3号】、生坂村営バス特別会計補正予算【第2号】、生坂村簡易水道特別会計補正予算【第2号】、生坂村国民健康保険特別会計補正予算【第1号】、生坂村農業集落排水特別会計補正予算【第1号】、生坂村介護保険特別会計補正予算【第1号】につきまして、全員賛成で原案通り可決していただきました。
私の閉会の挨拶で滞りなく終了しました。
令和4年度第3回生坂村議会定例会の閉会の挨拶
それでは、令和4年第3回生坂村議会9月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
今月8日から始まりました9月定例会でございましたが、慎重にご審議をいただき、提出しましたすべての議案を原案通りにご採択いただき、誠にありがとうございました。
令和3年度の決算では、それぞれ良好な数値で財政健全化に向けて良い傾向でございましたが、池本代表監査委員さんの決算審査のご提言、また議会の常任委員会でご指摘をいただきました滞納整理の強化につきまして、納税は国民の義務でありますし、各種使用料もお支払いいただくよう、県税徴収対策室とも連携を取りながら、困難案件の滞納整理のご指導をいただき、「長野県地方税滞納整理機構」をお願いするなど、県とも協力して、さらに滞納整理の強化に努めなければと考えております。
それは、貴重な自主財源の確保と税負担の公平性の観点からも、引き続き担当部署で毎月現状を把握し、滞納者ごとに相談に乗りながら、状況を確認し分納計画を立てさせていただくなど、しっかり対処していかなければと考えているところでございます。
さて、例年ですとこれからの時期は、生坂村最大のイベント「赤とんぼフェスティバル」や秋祭りなど多くの行事、イベントが行われるところでございますが、3年続いて今年度も残念ながら、新型コロナウイルス感染防止対策のために、中止または縮小という状況でございます。
また、いくさか敬老の日も、実行委員会でお決めいただき、感染防止対策のため、いくさか敬老の日は開催せず、お祝い品として「やまなみ荘商品券」3千円分を贈らせていただくための補正予算をお認めいただきました。
70歳以上の皆さんにも、引き続きやまなみ荘をご支援いただき、お祝い御膳などお好みのお料理をお召し上がりいただきたいと思います。
そういう中、道の駅いくさかの郷では、17日(土)には毎月恒例の特産市、18日と25日(日)には、JA松本ハイランド主催の山清路ぶどう即売会が行われるなど、露地物の193カラットのぶどうの集出荷が最盛期であり、山村活性化対策事業によるPRの効果も表れ、道の駅いくさかの郷は、一年で一番忙しく賑やかな時期となっております。
マイナンバーカードの交付率のアップを目指して、JCBの商品券1,000円分の配布にご理解いただき感謝申し上げます。
当村としては、来年2月からコンビニエンスストアで住民票などが発行できるようになりますし、政府が延長され12月末までに申請しますと最大20,000円分のポイントがもらえますから、村民の皆さんにより一層申請していただく様に努めてまいります。
そして、生坂村の未来のために「第6次総合計画」や「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」にあります、村の目指すべ き将来像を実現するために、喫緊に取り組んでいく課題もありますし、中長期的に方向性を示していく課題もございます。
私たち執行側も、生坂村のため、村民のためを常に念頭に置き、村政運営を進めているところであります。
どうか村民の皆さんから負託をいただいた議員各位と各課題の解決や方向付けについて、引き続き検討協議をお願いする次第でございます。
議員各位には、ご健勝にて、ご理解、ご支援を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼の挨拶とさせていただきます。
誠にありがとうございました。
午前11時からは、本会議終了後の全員協議会を開催していただきました。
行政側からは、いくさかマル得商品券の追加販売か、他の事業に活用するかについて、議員各位のご意見をお聞きし、生坂村保小中一貫教育導入の状況について、令和4年度総合防災訓練について、中継送水訓練について、台風14号の対応について、新型コロナウイルスワクチン接種(オミクロン型対応)について、コンビニ収納の4月~6月の実績(合計で740件)について、メンタルヘルス研修について説明をさせていただきました。
午後2時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、メーター検針時に漏水調査を実施し、下生野国道下・日岐は異常なしであったこと、下生野配水池・大原ポンプ室の流量計更新工事の発注などの前回会議からの流れ、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1・第2配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、排水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などについて説明を受けました。
ポンプの稼働時間が差ほど変わらないのに前月から有収率が低下したこと、軽微な漏水であるので漏水調査すること、安曇野から受水量には殆ど差がないこと、白日のポンプの運転時間が変わっていること、この有収率の差は漏水調査での発見は難しいこと、下生野で少しずつ漏水しているか調査したいこと、大町系の宇留賀ラインは大丈夫であるので古坂ラインでの漏水であること、次回の会議までに上生坂ラインの漏水調査をすること、清水への送水管のバルブを探して止めることなどの協議をしました。
宇留賀から古坂への送水管の位置を確認できるか、落葉後に協力していただき調査するか検討すること、流量計を早めに納品していただき漏水状況を把握することなど今後も有収率向上のために、漏水対策、老朽化・耐震化対策等の布設替え工事・調査などを当会議で検討協議をしてまいります。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨の降る中、生坂ダム湖畔からの風景を撮影しました。
生坂ダム湖の風景
その他生坂村では、小学校でALT・家庭学習がんばり週間(~27日)、中学校で集金日、児童館で子ども工房、6班の皆さんの元気塾などが行われます。