信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂農業未来創りプロジェクト会議&上生坂上空からの風景

2023年05月22日 | 生坂村の会議

 22日(月)は日差しが届いても急な雨が降るなど、変わりやすい天気で少し暑さを感じる体感でした。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、今年度に入り、4月は事前に資料を見せていただき、道の駅いくさかの郷の直売所に関しては売上が前年度に比べ売り上げが前年度をクリアしていますが、かあさん家の方は、若干苦戦をしているようであります。また、事務局から説明がありますが5月に入り、直売所の関係で昨年度は生活応援商品券を配布し、180万円ほどの売り上げがありましたから、その分厳しいようであります。

 しかし、今年度も5月12日の臨時議会でお認めを頂きまして、来月の末6月下旬までには殆どの村民に1万円の生活応援商品券の配布をさせて頂きたいと思います。この件については、低所得者対象の方など、今回県と国から頂いている方がいますので、その方々には遠慮していただいて、この方以外の村民の皆さん全員に生活応援商品券を配布したいということで、議会のご理解を頂いて実行していきたいと思います。

 また、今日は松本地域振興局の農業農村支援センターの方から、人・農地プランが、これから地域計画ということで来年度中に策定しなければなりませんので、当村はご存じの通り基幹産業が農業ですが、葡萄栽培などで生計を立てている方からどうにか先祖から受け継いだ田畑を守っている方々と、それぞれの方が農業課題を克服しながら農業を営んでいるとことであります。そういう点を踏まえ、生坂農業未来創りプロジェクト会議でしっかり検討協議をして頂き、生坂農業が持続可能なものになるように、皆さんと今年度も協議し、スムーズに地域計画に移行できればと思いますなどと挨拶をさせていただきました。

協議事項

  • 道の駅いくさかの郷について

 令和4年度道の駅いくさかの郷直売所月別収支について

 年間の歳入は84,379,962円で歳出は80,960,245円となり収支は3,419,717円のプラス。

 駅長と駅長補佐の人件費は集落支援員の経費で対応しているため、この人件費を加えると3,339,867円のマイナスとなる。

 昨年度は計画的に集客を増やし売り上げを上げるように取り組んできたが、利益的には伸びが少なかった。今年度は1月以降利益向上の見直しをかけているので、5年度は良い数字になると思うと報告がありました。

 4月の売り上げについては、昨年の売り上げを越えた。これは山菜の出荷が増えたのに伴いその他の商品の売り上げも増えた。

 5月については昨年に対比して売り上げが少なくなっている。これについて昨年は早い時期から淡竹タケノコが出たが、今年は淡竹の出荷が遅いのでそれが影響していると説明がありました。

 かあさん家については、昨年より売り上げが減っている。これは郵送での販売が減っている事と、人員的にイベントができなかったことが理由となっている。また、食堂の席数をコロナ禍前に戻して対応しているので、売上が伸びていくと思うと説明がありました。

 この協議事項に関しての意見質問はありませんでした。

  • 地域計画の策定について

 農業農村センター 農村振興係 篠田係長から地域計画策定マニュアルについて説明をしました。

 内容は、今まで地域での話し合いにより、人・農地プランを作成し実行してきましたが、今後は高齢化や人口の減少により農業者の減少や耕作放棄地が拡大し、地域の農地が適切に利用されなくなることが懸念される中、農地が利用されやすくなるよう、農地の集約化等に向けた取り組みを加速化することが喫緊の課題となっているために、人・農地プランを法制化して、地域での話し合いにより目指すべき将来の農地利用の姿を明確化する地域計画を定め実行していくと説明がありました。

 この説明に対して県と村の担当者を集めての説明会を行う計画はあるかとの質問に対して、今後当プロジェクトで各区の農業懇談会の開催を検討していくとの事務局から説明がありました。

 この計画策定に対して補助金はあるかとの質問に対して、この事業に対しての補助金はあるので、後日事業制度等説明すると説明がありました。

 人・農地ブランは閲覧できるのかとの質問に対して、役場の振興課で閲覧できると説明しました。

 地域住民全体で捉えたほうが良いと思う、10区で行う説明会で農業者以外の方にも知っていただき、地域住民全体の問題として行っていただきたいとの意見がありました。

 私からは今後の不在地主の対応について重要になっているが、各地区へ移住等してきた方が農業に取り組んでいくように勧めていきたいと意見を述べました。

 全体を通しての意見として、淡竹のタケノコの出荷が悪く、売り上げが少なくなっている。竹林整備の方法について取り組みが大切だと思うと意見があり、淡竹の収穫時期に合わせて講習会など検討していくと説明しました。

 JA松本ハイランド生坂明科支所の地域農業の説明として5月23日(火)ズッキーニ出荷目揃会から7月上旬のジュース用トマト部会川手目揃い会までのスケジュールの説明、ぶどう部会川手支部の5月26日(金)ぶどう現地講習会から、8月下旬の出荷規格目揃い会までのスケジュールの説明、山清路®ぶどうファンクラブスケジュールの説明がありました。

 この内容についての意見質問は特にありませんでした。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂の犀川堤防と上空から、新緑や田植えが済んだ水田などの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で身体測定(以)、小学校で運動会特別時間割開始(~6/2)・SC来校、中学校で集金日・SC訪問、村政懇談会の昼の部と夜の部などが行われました。



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