信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

ゼロカーボン推進プロジェクト会議&上生坂上空からの風景

2024年07月24日 | 生坂村の会議
 7月24日(水)は雲が広がりやすい空で、昼間はムシムシと汗ばむ暑さでした。

 午後1時30分からゼロカーボン推進プロジェクト会議を開催しました。
最初に私から、お忙しい中会議の出席ありがとうございます。今、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会を昨日で8地区となりました。脱炭素事業に関する説明会では(株)いくさかてらすの概要やPPA事業について10年間、17年間の契約内容などを示して説明しておりまして、このPPA事業については、村民の皆さんにある程度ご理解を頂いてきていると感じております。
 今はさほど反対意見もなく、半分以上の皆さんに契約をして頂けるシミュレーションお示ししながらご理解を頂くために説明会を開いているところであります。まだ、詳細に検討を加えなければいけない点も少し出てきておりますので、(株)いくさかてらすの取締役会やこの会議で決めて行きたいと考えております。

 その他に森林整備が大変難しい方向性でありまして、ご存じの通り、当村は急峻な山であり、搬出が厳しい地形で、経費が大変かかってしまいますので、前にも説明があった通り国や県の補助金の事業を活用し実施するとトントンになるのではないかという様な状況であります。
 どうにか森林整備も行っていかなければいけないこの脱炭素事業ですので、皆さんから知恵を出して頂いて進めていきたいと思います。今日もその点について説明はございますし、5区の村民説明会で皆さんから頂いたご意見を提示させて頂いて、皆さんからも意見を聞き今後の課題の解決や方向性を見出して行きたいと思いますのでよろしくお願いを申し上げますなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項
脱炭素事業に関する村民説明会での質問内容について 
小立野区、下生野区、下生坂区、上生坂区、日岐区の脱炭素事業に関する村民説明会で検討して改めて回答する内容の意見や質問内容と繰り返し出された意見や質問内容の確認を行いました。
意見質問はありませんでした。

  1. 『龍と子』7月号について
龍と子7月号の内容で、省エネ機器、木質バイオマスストーブの購入メニューの対象機器、生坂村の自己負担額、国、県の補助事業を一例としての自己負担額の比較内容について、蓄電池の内容について説明しました。

主な意見や質問とその回答内容の概略については、
・蓄電池の容量について質問があり、(株)いくさかてらすの経営を考えて、太陽光パネルを設置しない家庭の蓄電池の容量を決めた。この蓄電池の容量は現在すでに設置している一般家庭の容量と説明しました。

・ゼロカーボンを進めていくには購入者目線も必要と考える。一般家庭の判断基準として省エネによる電気料やCO2の排出量の差も示し方を考慮した方が良いのではないか意見があり、現在の家電のCO2排出量や電気料、省エネ家電の電気料やCO2排出量が分かる文献などを調査し、また、家電の量販店でも確認できるので、今後そのような示し方も検討したいと説明しました。
・停電時に蓄電池の電気の使用量も電気料金に含まれることを示した方が良いのではないか意見があり、次回の龍と子で対応していきたいと説明しました。

木質バイオマス燃料の置き場について 
やまなみ荘のバイオマスボイラー(チップ)に年間120トンで、月に10トンを供給するためのチップ置き場の設置を計画している。材の搬入していただきチップ化していく。そのための置き場の構造等について説明を行いました。
意見や質問とその回答内容の概要については、
・葡萄の剪定木の取り扱いについて質問があり、対象になるように計画しているが、今後乾燥内容を調査していきたい。また、ストックする場所も検討しまいといけないと説明しました。
私から、葡萄農家の意向も確認して進めていくように。また、葡萄栽培は当村の主産業の1つであるのであるので循環型社会を実現していくためにも、葡萄の剪定木を活用していくことは必要と思うのでしっかり検討して欲しいと依頼しました。

  1. 各事業の進捗状況について                
森林調査の結果については、西側の山林は広葉樹が多く薪にしていけばどうか。東側の山林はバイオマスの材になるように調査をしているが補助事業の動向を考えて調整していると説明しました。

主な意見や質問とその回答内容の概略については、
・実施に向けて具体的な計画は示せるのか質問があり、現在は村道周辺の伐採について行う様に調整していると説明しました。
・机上で話し合いをしても進まないので、実現に向けての道筋を考えて行かなければいけないと意見がありました。

全体を通しての意見と質問については、
私から、大日向の脱炭素に関する説明会で、龍と子のHPやSNSの更新が遅いと意見があった。より多くの村民の皆様から、脱炭素先行地域づくり事業にご協力頂くには、より早い情報の提供が必要なので龍と子のHPやSNSの更新は早く行う様に依頼しました。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雷雨が止み雲に覆われ朝霧が残っていた上生坂上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園でB&Gプール(以上児)、中学校で3年保護者懇談会②、児童館でスポッちゃお、総務課関係工事開札、いくさか歩こう部、長野県県民文化部県民政策課事業説明、夜間SUP体験会、食品衛生講習会、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会などが行われました。


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