信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

区長会視察研修 2日目

2018年01月19日 | 生坂村の視察
 19日(金)8時10前に宿泊先のホテルを出発して、輪島の朝市を少し見て、かほく市へ伺い、「防災対策事業について」視察をさせていただきました。

▽ かほく市市役所に少し早く着きましたので、油野和一郎市長さんから市長室にお招きいただき、かほく市の航空写真を示しながら、平成の合併で高松町・七塚町・宇ノ気町の三町が合併し行財政改革等が進んで、県内の合併では成功したと言われている点、豊かな自然、地形、標高などを詳しく説明してくださり、赤系のぶどう「ルビーロマン」のポスターを見せていただき、10年目の初セリで111万円を付けたことなどのお話を伺いました。






▽ 予定時間に近づきましたので、市で用意していただきました会議室に行き、油野和一郎市長さんから、能登地域でトップクラスの道の駅「高松」の運営、世界的哲学者・西田幾多郎博士の出生の地、事業仕分けで一時凍結された富士通のスーパーコンピュータ「京」の開発の地、長野県駒ケ根市と県立看護大学がある関係で災害協定を結んでいることなどの歓迎の挨拶を頂戴しました。


▽ 私からは当村10区の区長さん方が自主防災組織の会長を務められ、自主防災倉庫も整備していますが、役員さんが変わっても防災担当を固定化して、有事の際にさらに的確・迅速に対応できることなどを模索しているところであり、かほく市の防災・減災対策を研修させていただき、当村の危機管理体制の参考にさせていただきますなどと視察対応の御礼の挨拶をさせていただき、両市村の出席者の自己紹介の後、油野市長さんは当初予算査定中でしたので退席されました。


▽ 研修は、防災環境対策課長 池田昌健さんの司会進行で始まり、防災環境対策課防災対策係長 中田光紀さんから資料に沿って説明していただきました。
 最初に、「あんぜん・あんしん防災マップ」について、(株)ゼンリンから提案があり、県内で4番目の取組であって、市費を一切掛けず、各スポンサーさんをお願いして作成されたということでした。大きな市ですが、区・町会で自主防災組織の結成率が100%に近く、組織のリーダー育成事業として、防災士の受講・登録費用を負担しており、現在355名もお出でになり、今後、世代交代、女性の防災士など区長に防災士の適正化を図っているところだそうです。
 避難行動要支援者名簿をかほく市が作成に当たって、区長・民生委員・防災士など避難行動要支援者名簿の提供を受けた方は、災害対策基本法に基づき守秘義務が課せられることを徹底し、地域への提供に関する同意書の提出をされた方と区・町会や自主防災組織、民生委員などと避難支援プラン(個別計画)の作成を進めているとのことでした。
 要支援者の災害時の避難には、共助が重要でありますので、各地区に名簿の管理と避難支援プランを作成していただくことは、有意義なことだと思いました。その他にも我々の質問に対して分かりやすく現状や課題などをお話しいただきとても勉強になりました。


▽ 最後に高野区長会長さんから、私たちの視察にご対応いただいたことに感謝を申され、かほく市の色々な素晴らしさを感じたことや益々の発展と皆さんのご健康とご多幸をご祈念するなどの御礼の挨拶で研修が終了しました。


 大変お忙しい中、かほく市の油野市長さんはじめ職員の皆さんには、我々の視察研修にご対応いただき誠にありがとうございました。
 区長さん方には、皆さんでしっかり研修をしていただいたり、楽しく視察をしていただいたりと、今回も皆さんで有意義な視察研修となりましたことに感謝を申し上げます。そして、お疲れ様でした。

▽ 朝の写真は下生坂上空からの風景です。



 その他生坂村では、北部PTA・生坂村文化講演会、北部PTA連合会総会、保育園で身体測定(3歳未満)・フッ素塗布②、公民館でピラティス教室、草尾・古坂の皆さんの元気塾、頸部エコー検査などが行われました。

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