1月26日(金)は青空が広がり、風が冷たく、冬本番の寒さが続きました。
午前10時からの村営バス運営協議会は、最初に私から、今年度から池坂線を生坂村の運行に移して、犀川線、周回デマンドバスと3路線になり、池坂線のバスと犀川線の中型バスを更新して順調に運行しているところですが、世間では運転手不足で長野市のぐるりん号が約半分の運行になるなど、地域公共交通を維持することは厳しい状況です。しかし、交通不便者の生活の足の確保は行政として取り組まなければなりませんので、引き続き通学・通勤・通院・買物等に利用できるよう、皆さんのご意見を伺いながら村営バスを運行してまいりたいと考えておりますなどと挨拶をさせていただきました。
続いて会長互選が行われ、瀧澤区長会長が選任され、職務代理者に会長から中山副区長会長が指名されました。
瀧澤会長から村営バスは、車が無い方、お年寄り、学生等の交通手段であり、如何に利用していただくか、地域支え合い会議では、村営バスの利用方法や利用していただくために、色んな面から意見をいただいておりますので、当会議でも村民にとって有意義なものになりますよう皆さんのご意見を伺って検討してまいりたいなどの挨拶をいただきました。
最初に中学校の教頭先生から、村から定期券をいただいていることや配慮して運行していただいていることなどに謝辞を述べられ、ダイヤ調整が可能であれば、中学校停留所に犀川線上り7時11分着を7時30分後にできないか、それは朝の部活を行わなくなってから、働き方改革で登校が早くも7時20分ごろから7時40分以降に遅くなっていることで、7時11分着を遅めにするか、8時15分以降は遅刻になるので8時16分着を早めていただきたいことと、13時13分から15時33分の間にデマンドバスを中間当たりで運行して欲しいこと、16時33分を小立野周りにして欲しいことを要望されました。
小立野周りは現行の補助金関係で来年度は難しく、再来年度には補助金をいただく予定ではないので路線の改正はできることと、改正後7時13分着は乗車数が多く、明科駅でのJRとの乗り継ぎが難しくなり、中学生を優先するか、電車に乗る方を優先するかということになります。また、2便は一杯になっていても、増車は委託料が増えて難しいことなどを説明して、当会議の協議事項説明後の協議時に、事務局で中学校と話し合ってダイヤを調整することにしました。
続いて、瀧澤会長が議事進行をされ、令和5年度の村営バスの利用状況、村営バス特別会計予算、村営バスのダイヤなどについて説明し協議をしていただきました。
利用状況は、令和5年度12月末現在で利用者が増え、犀川線が一日平均利用者数は約79.0人であり、実証運行を開始した平成21年度以降、平成28年度が最も多い利用者数で、その後コロナ禍で減少したが、今年度は昨年度対比約6.8%増でした。
周回デマンドバスは、一日平均約3.8人であり、昨年度の同時期と比較して増加し、26便最終デマンドバスに関しては、高校生の利用減により減っている状況でした。
次ぎに令和5年度村営バス特別会計予算及び会計状況、令和6年度予算書(案)については、使用料は高校生等の料金の全額減免により減収を見込んでいること、来年度はEVバスの更新を見込んでいるなどの内容を説明しました。
主な質問や意見に対しての回答の概要は、
池坂線を生坂村で運行するようになって経費が増えている分の質問については、池坂線の負担分の燃料費や人件費増で650万円ほど増えて、池田町からの協力金100万円いただいていて、その他の経費は特別交付税で8割交付されていると回答しました。
70歳以上方の割引の利用については、池坂線が運行するようになって、年間パス9600円を購入して利用されている方がいると回答しました。
村営バスのダイヤについては、春のJRのダイヤ改正が分からないので今後変更があり、社協と健康福祉課に聞いて、あづみ病院の通院などの現状を調査し、池坂線をやまなみ荘の発着に改正したいと考え、指定管理者の安曇観光タクシーに聞いたところ、当村の意向に沿いたいとのことで、やまなみ荘の発着に改正すること、
大日向6時22分の始発を村政懇談会で鷺の平始発の要望があり検討しているが、鷺の平の方の利用度は如何か、毎日乗るかは分からず、当事者と話し合うか事務局で調整すること、
予約運行の予約締切時間の質問については、デマンド運行ではないので、乗ったときに言っていただければ運行するので申し出てもらいたいと回答しました。
池坂線の運休日は12月29日~1月3日となっているが、今までの村営バスは12月29日・30日を運行しているので、池坂線の運行を午前・午後1便ずつの運行か、両日は利用者が少ないので、犀川線も土曜日運行ダイヤで良いかなども検討し、年末年始はビッグとツルヤに行く方がいると思うので、一便ずつでも運行して欲しいこと、池田町太田医院の前に停留所の要望に関しては、バス路線を変えることになるので、難しいと利用者に伝えていただきたいなどの協議もしました。
村民の皆さんの通学、通勤、通院、買物等において、村営バスは重要な日常の移動手段でありますから、永続的に維持していかなければと考えるところですので、引き続きのご利用とご理解をお願いいたします。
お昼には金曜日恒例の職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。
今回もうな丼、肉野菜炒め丼、鶏から丼、中華丼、チャーハン、野菜サラダなどのメニューを注文してもらいました。
私は、味噌汁、デザート、コーヒー、安曇野の水を持参して、鶏から丼とサラダを注文して食べました。唐揚げの味が私好みで美味しく頂戴しました。
村民の皆さんも、引き続きやまなみ荘のテイクアウトと年末年始の皿盛、オードブルもご利用いただきますようお願いいたします。
万平集落上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落まで上がり、気持ち良く晴れ渡った上空からの爽やかな風景を撮影しました。
その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校でALT・PTA理事会、中学校でオリエンテーション、児童館で子ども工房、健康応援隊、有線テレビジョン番組審議会、消防委員会、教育委員会定例会、おじさま倶楽部新年懇談会、埼玉県横瀬町視察対応などが行われました。