12月28日(木)は晴れて青空が広がり、朝晩は冷えても昼間も冬らしい寒さでした。
午前10時からは例年通り役場庁舎内外の掃除をしました。今年も村議会議員の有志の皆さんが、議会の本会議場などの掃除もしていただきとても綺麗になりました。
私も村長室の普段掃除をしていない本棚や洋服ダンスの上を雑巾で拭きましたが、それほど誇りがなく綺麗になりました。
午後4時45分から村民会館2階講堂で、今年はコロナ禍前に戻して、職員各位が出席して、令和5年仕事納め式を行いました。
式に先立ち、一年間生坂村を見守ってくださったダルマ様に、今年もコロナ禍で何かと制約されましたが、大過なく安全で安心して過ごせたことなどに感謝の意味を込めて目入れをし、牛越副村長の発声により一本で締めました。
だるま様の目入れが済み、続いて牛越副村長の開式のことばで「令和5年仕事納め式」を開式しました。
私から、令和5年は2月20から私の5期目がスタートし、私が公約に掲げた4つの重点事業の新規事業を中心に振り返らせていただき、「子育て支援事業」は、保育園には3~5歳児クラスに空気清浄機能付きエアコンと未満児室にはおもちゃ殺菌庫を新たに設置し、通学で村営バスを利用する中学生・高校生等の料金を全額減免する専用乗車券を配布し、来年4月には施設分離型の小中一貫型小学校・中学校を導入することを目標に検討協議をしていただいております。
「福祉の村づくり事業」では、村内の移動サービスの周知について「生坂村版地域交通のトリセツ」を啓発し、介護保険制度では「第8期介護保険事業計画」の最終年度であり来年度からスタートします「第9期介護保険計画」の策定を行っており、「家族介護用品支給事業」では介護用品の購入費用の助成を拡大して住み慣れた生坂村で安心して住み続けられるように支援しております。
「産業振興事業」では、農山漁村振興交付金の「農泊推進対策」を活用し、やまなみ荘といくさかの郷が連携して、農業と観光等の体験型農泊ツアーを再開し、道の駅いくさかの郷は、生産者組合の皆さんが、「193カラット」をはじめ、多くの農林水産物を出荷していただき販売額が大幅に伸びて順調に運営していて、10月に農水省から採択された農山漁村振興交付金の「最適土地利用総合対策事業」を活用し、人・農地プランから今後の農地等を明確化して土地利用構想を作成して「地域計画」を来年度中に策定しなければならないのでしっかり進めていきたいと考えております。
「地域活性化対策等事業」では、行政のデジタル化に向けてマイナンバーカードの交付により、コンビニ納付やコンビニで住民票等の発行サービスに対応し、「デジタル田園都市国家構想推進交付金」が採択され、「申請簡単デジタル窓口簡素化事業」を進めており、昨年6月16日には「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」をさせていただき、2月には2050年までに生坂村が「カーボンニュートラル」を目指すための「脱炭素ロードマップ」を策定して、2月17日には環境省に「脱炭素先行地域づくり事業」を申請し、4月28日には脱炭素先行地域に選定されました。
当事業に関しては、村民説明会を開催し、村民アンケートをお願いし、その結果、当村の脱炭素の実現に向けた取り組みについて、必要28%、どちらかといえば必要33%で合わせて61%という結果から、村民の皆さんにご理解をいただきましたのでしっかりと進めていきます。
来年度は、当事業の本格的な実施年度になりますので、各部署でしっかり連携して取り組まなければなりませんし、小さな村の大きな挑戦であり、一世一代の大事業ですから絶大なご協力をお願いし、職員各位をはじめ村民の皆さんのご理解とご協力のお陰で大過なく令和5年が終わろうとしていることに感謝を申し上げ、年末年始は日頃の疲れを労うために、穏やかに過ごされて、令和6年も皆さんにとって良い年になりますことを祈念するなどの感謝のことばを申し上げました。
上條教育長の閉会のことばで仕事納め式が閉式し、令和5年の一年の仕事が、一部の仕事を除いて無事に終了しました。
万平集落上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落に上がり、朝日が届き始め晴れ渡った上空からの爽やかな風景を撮影しました。
その他生坂村では、保育園で仕事納め、役場庁舎内外清掃などが行われました。