信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県町村会国に対する提案・要望活動

2019年11月22日 | 私の活動報告
 22日(金)の東京は朝から雨が降り出し、信州のように寒く感じられました。
 午前7時30分からの県関係国会議員10名の皆さんへの面談の提案・要望は、最初に県町村会 羽田会長さんから、町村会で協議して提案する23項目の内、重点提案9項目の「災害からの復興と防災対策等の強化」「大規模災害や複合災害に備えた公共事業の推進」「教育環境の整備」「地域医療・保健等の人材確保」「幼児教育無償化に係る財源確保」の5項目に対して説明されながら要望いたしました。


 次に、県町村議長会 下平会長さんからは、町村議会の関係の要望と「野生鳥獣被害対策の推進」「森林・林業対策の推進」「道路等交通網の整備促進及びインフラ老朽化対策の充実」「河川・砂防施設の整備促進」の4項目に対して説明され要望しました。




 それぞれの県関係国会議員10名の皆さんから、提案・要望事項に対しての回答、台風第19号災害の道路・河川・農業・商工業被害の復旧・復興の対策、議員の成り手の確保、新たな過疎対策法の制定、特定地域事業協同組合を活用した若者移住の受け皿法案、子供の農山漁村体験教育法案の動向、一極集中是正税制の検討の必要性、最低賃金の全国一律化、医師の偏在の問題等々について説明を受けました。




 県関係国会議員への面談要望後、私は建設部会長として、平林副会長さん、藤原顧問さん、青木監事さん、富井理事さん、議長会の下平会長さん、堀内理事さん、関理事さん、高見澤幹事さん達と一緒に、林野庁、農林水産省、国土交通省へ要望に行きました。

▽ 林野庁長官 本郷浩二氏に「森林病害虫対策の推進」について要望しました。私からは我が松本地域は被害が甚大であり、有人のヘリコプターでの空中散布は費用対効果があることと、森林環境贈与税の約3割が都市部に入ることを改正すべきということなどについて要望し、本郷長官からは、松食い虫対策には抜本策がないこと、森林環境贈与税は今後の動向により、皆さんから要請してより良い方向付けをしてまいりましょうなどの話し合いをさせていただきました。




▽ 農林水産省 農村振興局長 牧元幸司氏に「野生鳥獣被害対策の拡充」について要望しました。野生鳥獣の被害による農業生産意欲の減退などの深刻な現状、捕獲の報奨金の状況、猟友会員の育成、猪・鹿・熊の捕獲の検討、ジビエ料理などの取組、野生獣防護柵設置の現状、台風19号の農業被害に対する支援などの事案について協議をさせていただきました。




▽ 国土交通省大臣官房長 野村正史氏と、青木副大臣の吉武秘書に、「道路の整備促進」を要望しました。また、台風19号による道路や河川等の復旧・復興、千曲川の整備促進、中抜け区間の解消、観光の復興支援などの事案についても要望しました。








 予定の要望活動は済みましたが、要望の実現に向けてそれぞれの立場で活動をしていかなければならないと感じました。今後も様々な団体、町村等で地方の活性化や安全安心な生活のために要請活動をしてまいりましょう。皆さん、お疲れ様でした。

▽ 朝の写真は万平集落上空からの風景です。







 今日生坂村では、小学校で授業参観・給食試食会(3年)・PTA懇談会・保小中一貫教育に関する学習会、なのはなでジェニーとクッキング・学用品お下がり会などが行われました。

生坂ダム湖の風景と令和元年度 長野県町村会・議長会役員要望打合せ会議

2019年11月21日 | 生坂村の風景
 21日(木)は晴れて、穏やかな空でして、東京も暖かな陽気でした。
▽ 朝恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていたので、空の方が真っ白な通勤途中の生坂ダム湖の風景です。






 松本駅発午後1時10分の特急あずさに乗って東京に向かい、新宿にほぼ定刻通り着きましたので、会議が行われる全国町村会館に余裕を持って着き、溜まっていたブログの作成を進めました。
 打合せ会議は、明日の県関係国会議員への面談要望と、町村会の重点提案・要望について、関係省庁への要望活動の説明を受けました。早朝からの県関係国会議員への面談要望の後、私は建設部会長として、平林副会長さん、藤原顧問さん、青木監事さん、富井理事さん、議長会の下平会長さん、堀内理事さん、関理事さん、高見澤幹事さん達と一緒に、林野庁、農林水産省、国土交通省へ要望に行く班になりました。町村会理事としての要望活動ですので、長野県町村会の重点要望等をしっかり要望してまいりたいと思います。

▽ 朝の生坂ダム湖の風景の続きです。





 今日生坂村では、保育園でイングリッシュランド、生坂おとこ塾、健康応援隊in白日、支え合い事務局会議、少年少女サッカー教室U―15などが行われました。

食改メンバーが教える 身体をいたわるお料理会

2019年11月21日 | 生坂村の取組
 いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
 日岐区白日地区の健康応援隊「食改メンバーが教える 身体をいたわるお料理会」が11月21日(木)午前9時50分から、白日公民館で行われ、女性5人が参加しました。
 まずは、管理栄養士の宮坂さんに、食事と栄養、バランスの良い食事についてのお話を聞きました。


 バランスと言うと難しそうだけれど、いろいろな食材を、1日あるいは2日間の食事の中で、できるだけ満遍なく摂るように心がける、ということであれば、チェックリストに印をつけるだけでできますので、お配りした資料を見ながら、ぜひ、やってみてください。




 調理手順の説明を聞いたら、手を洗って、まずはポリ袋調理の「ひじきの煮物」を作ります。
 ポリ袋に、材料をすべて入れて混ぜた後、空気を抜いて、上の方で口を縛り、沸騰したお湯の中に入れて、30分位そのまま待つだけです。


 お肉たっぷりの「具たくさん味噌汁(ミルク入り)」、粉チーズの塩分で仕上げる「野菜サラダ」も、手際良く作っていきました。




 人数分に分けて盛り付けると「すごい量」「お肉が多いね」と驚いていた皆さんでしたが、「みんなで食べたら、何でも美味しいわ」「気がついたら、ペロッと食べちゃってた!」と、ほとんどの方は、しっかり完食。食べきれなかった方は、サラダや煮物などをお持ち帰りされました。




 毎回、パッククッキングへのご質問が多いため、今回は「いくさかの郷」でも買える、料理に使えるポリ袋の現物をお持ちして説明しましたので、店頭で同じパッケージの商品を探していただければと思います。
 次回の健康応援隊は12月5日(木)下生野地区です。(健康福祉課)

天皇陛下御即位記念植樹&振興計画審議会

2019年11月20日 | 生坂村の催し
 20日(水)午後3時から高津屋森林公園で天皇陛下御即位記念植樹を行いました。実は、毎年度行われています松本地区育樹祭が、今年度は生坂村の当番で、10月30日に予定していましたが、台風第19号災害の復旧対応のために中止となり、その前に用意をしていただいていた記念植樹用のハナモモ3本を植え、アカマツの標柱も建てることにしました。
 松本地域振興局の小野局長さん、加藤林務課長さんはじめ職員の皆さん、松本地域森林林業振興会長の高野麻績村長さん、平田議長さんはじめ議員各位、高津屋森林公園管理組合の皆さん、地元昭津区の皆さんなどに参加していただきました。

 開会式では、私と小野局長さんが、松本地区育樹祭が中止になった経過と、平成の時代は自然災害が多かったので、令和の新時代は災害のない穏やかな時代になって欲しいと願っていましたが、台風19号の大雨により、長野県の東北信地方を中心に甚大な被害に見舞われ、復旧・復興のために皆さんで力を合わせて支援してまいりましょう。そして、今後の令和の新時代は、災害のない良い時代になることを願いながら植樹をしましょうなどと挨拶をさせていただきました。








 その後、高津屋山の頂上にある土俵の近くに用意をしていただいた場所に行き、説明を聞いてから、みんなでハナモモ3本を高さや向きを考えて植えて水をあげ、苗木を竹に縛って植樹が終わりました。










 「天皇陛下御即位記念」と書かれたアカマツの標柱は、用意していただいた所に標柱を入れ、小石で固定し垂直かを調べながら土を入れできあがりました。
 皆さんで記念撮影をした後、高野麻績村長さんから、令和元年は台風による大きな被害があったが、これからの令和の時代は良い年になることと、来年度はこの素晴らしい高津屋森林公園で育樹祭ができれば嬉しく思いますなどと挨拶をいただきました。










 午前中から育樹祭の準備のために間伐した木材を、林務課の職員の皆さんなどで搬出していただきましたことに御礼を申し上げますとともに、天皇陛下御即位記念植樹に参加していただきました皆さんに感謝申し上げます。


 午後5時30分からは振興計画審議会が開催され、平田会長より、いよいよ大詰めの審議をお願いしたいことと前回の会議の内容等について挨拶をいただき、私からは、皆さんからいただいた意見、提言等を反映して、第6次総合計画がいよいよまとまってきまして、本日は将来像、キャッチフレーズを決めていただいて仕上げをお願いしたいなどと挨拶をさせていただきました。






 藤澤室長から成果指標について、前回会議の意見、指摘等を反映させ、各部署やコンサルと検討した成果指標と目標値の考え方を説明させていただきました。


 文化講座の中身が問題として、農村資料館、山清路の郷資料館のあり方、村民が興味を持つ講座を企画して、我が故郷に愛着を持つようにしていただきたいこと、学校へ行くのが楽しいというアンケートは、当村の規模では8人から9人にすることになることについては、県の指標に合わせたとのこと、村内産農産物利用割合が子どもの心を育むのかということについては、生産者との給食会を開催しているなど、食育につなげっていると考えているとのこと、成果指標の第5次と第6次の違いとして、人口減少の推計を示すことについては、総合計画ではなく、まち・ひと・しごと総合戦略の人口ビジョンで示していること、政策の柱「一人ひとりを大切にします」の指標は次回にお示しすることなどの協議をしました。



 将来像、キャッチフレーズについて、「未来」を「明日」に、「確かな暮らしとは」とは、「今を大事にしたい」などの意見・提案をいただき、将来像は、「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」に、キャッチフレーズは、「新たな発想で 未来を創り出し 人と自然が輝く いくさか」に決まりました。




 答申については、「住民サービスを推進」、「行政改革を進め、健全な財政運営、総合計画の実行に努める」、「成果指標と目標値」に掲げた計画の実現等の文言を入れるなどの修正をすることになりました。


 
 委員各位には冊子にしてお渡しし、次回29日(金)午後5時30分からの振興計画審議会で、今回の会議の検討事項を決めていただき答申する運びとなりました。今会議も長時間にわたり真剣にご議論いただき感謝申し上げます。

▽ 朝の写真はスカイスポーツ公園からの風景です。







 その他生坂村では、保育園でイチョウ散歩、中学校で立会演説会・選挙、児童館でしょうぎ教室、歩こう部、子育て支援計画会議、生坂村警察官駐在所落成式、B&G会長杯ソフトバレーボールリーグ戦などが行われました。

安曇野警察署生坂村警察官駐在所落成式

2019年11月20日 | 生坂村の報告
 20日(水)は晴れて穏やかな空が広がりましたが、気温は前日よりもグッと下がり、冬の体感になりました。
 早朝東京から帰り、午後1時30分からは、過日完成し業務を開始されています生坂村警察官駐在所の落成式に出席しました。



 安曇野警察署 小山署長さんから、長野県と地元生坂村のご支援により完成し、生坂村の治安の拠点として充実した施設になったこと、コミュニティスペースを設け村民の皆さんが気軽に立ち寄っていただきたいこと、台風19号災害のことを考え、落成式を開催すべきか悩みましたが、地域の皆さんに知っていただくことも大事であることから開催させていただいたことなどの式辞を述べられました。




 私からは、小山署長さん、古幡駐在さんはじめ安曇野警察署の皆さんにお世話になっていることに謝辞を申し上げ、古幡駐在さんには色々な会議に出席いただき、防犯や交通事故防止などのご指導をいただいており、この素晴らしい駐在所が完成したことで、さらに生坂村の安全安心な生活を守っていただきたいなどと挨拶をさせていただきました。


 平田議長、牛越副村長、樋口教育長、丸山区長会長、警察関係の役職の方、近隣の方、施工業者等が来賓として紹介されました。




 最後に、古幡駐在さんが生坂村のご支援に感謝をされ、その支援にお応えするとともに、生坂村の治安維持により、村民の皆さんの安全安心な生活を守るために、さらに仕事に精進してまいりますなどと謝辞を述べられました。


 落成式後は皆さんで記念写真を撮り、新しい駐在所の中を見せていただきました。これからも小山署長さん、古幡駐在さんはじめ安曇野警察署の皆さんには、交通安全、犯罪防止などのご指導のもと、安全で安心して暮らせる生坂村のためにお力添えをお願いいたします。





令和元年度 全国治水砂防促進大会及び要望活動

2019年11月19日 | 私の活動報告
 19日(火)は、朝一番の6時20分明科駅発の電車で東京へ向かいました。東京は日差しが届き暖かな一日でした。
▽ 令和元年度 全国治水砂防促進大会の模様です。

 午前10時30分から「創造的復興による新たな広島県づくり」と題して、広島県知事 湯﨑英彦氏の特別講演で始まりました。
▽ 広島県知事 湯﨑英彦氏の特別講演の模様です。




 平成30年7月豪雨災害について、戦後の広島県の主な土砂災害により、急傾斜地法、土砂災害防止法が制定されるなど、国の土砂災害防止施策に影響があったこと、平成30年7月豪雨災害の被害状況では、死者・行方不明者147名(過去50年で最大の人的被害)、土砂災害、河川の氾濫、道路・鉄道への被害による大動脈の寸断など県内の広範囲で大きな被害があったこと、県内の14市7町に対して被災状況調査、土砂災害発生自治体に対する土砂災害専門家の助言、資機材の提供等のTEC-FORCEによる支援があったこと、顕在化した課題として、経験したことのない記録的な大雨により、大災害が日本各地で頻発していること、山地が多い地形と市街地の山すそに団地を造成したことなどにより、土砂災害警戒区域が全国で最も多い約47,000箇所もあること、人口減少・少子高齢化により、生産年齢人口の減に伴う社会経済の縮小」と単独世帯の増加による地域の支え合いが弱体化していることなどを説明されました。




 これまでの取組の効果と課題として、平成30年7月豪雨災害では、30箇所以上の施設で土石流の補足事例を確認し、整備してきた砂防堰堤等の効果が確実に発揮したこと、土砂災害警戒区域等の指定は、防災意識の向上や避難行動につながっているが、当区域内であっても事前の避難にはつながっていないこと、防災・減災に資する都市構造を構築し、住民の安全な居住を誘導するなど、災害に強い広島県を創出すること、県民一丸となる合い言葉は「ピンチをチャンスに。見せちゃれ広島の底力!」として、県・県民・関係者が一丸となって取り組んでいくことが重要であること、この度の災害に伴う工事は、過去最大の規模で箇所も膨大なため、国・市町・建設工事団体など関係者と情報共有を図り、工事発注段階から様々な対策を進めていること、「あなたが避難することが、みんなの命を救うことにつながります」という呼びかけ文の活用をお願いしたこと、「新たな広島県づくり」に向けて、全力・一丸となって取り組み、より元気な広島県の実現を目指してまいりますなどと講演をされました。


▽ 大会の開会に当たり綿貫民輔会長から、本年も梅雨前線豪雨や台風により各地で激甚な土砂災害が発生しており、特に記録的な大雨による台風19号は極めて広範囲に甚大な被害をもたらし、土砂災害の件数が900件を超え、台風に伴う土砂災害としては、記録を取り始めて以来、最大の発生件数を記録しました。私は10月30日、赤羽国土交通大臣にお会いし、台風第19号災害に関する緊急提言の実現を要請し、その中で災害対応は全力を挙げて取り組む必要があるが、災害を未然に防ぐためには事前防災対策をしっかり推進していくための予算確保が重要であると強く要請し、当大会では提言を採択し関係機関に皆様とともに力強く訴えていき、時代は平成から令和に変わりましたが、砂防協会の果たす使命は不変であり、今後とも砂防事業の推進と地域の発展のため会員の皆様と力を合わせ歩んでまいることをお誓いするなどと挨拶をされました。




▽ 来賓を代表して赤羽国土交通大臣からは、本年も度重なる台風や大雨災害が頻発しまして、全国各地で甚大な被害に見舞われており、国土交通省としましても、引き続き迅速な復旧に全力で取り組んでまいる所存でございますので、皆様方の変わらぬご支援、お力添えをお願いいたします。特に先月の猛烈な台風第19号では、東日本の広い地域で記録的な大雨となり、各地で堤防決壊等による河川の氾濫、浸水、また一つの台風災害では、過去最多の900件を超える土砂災害が発生するに至り、また土砂災害警戒区域と指定されない傾斜度が30度以下の斜面でも人的被害を伴う土砂災害も発生しました。現在国を挙げて取組中の防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策に位置付けられた砂防事業が、一定の防災効果を発揮したことは事実であり、他方近年の気候変動により、自然災害は激甚化、頻発化し、被害規模は甚大化していることを踏まえると、単なる復旧工事では再度災害防止にはならないことは明白であり、中長期の抜本的な防災・減災、国土強靱化対策が急がれるところであり、国土交通省としては、緊急対策3か年以降の防災・減災に資する予算の確保に全力を挙げ、防災・減災が主流となる安全安心の社会づくりに邁進してまいる所存でありますなどと祝辞を述べられました。


▽ 国土交通省今井一之砂防部長には、「土砂災害の恐ろしさ 土砂災害対策の大切さ」と題して、令和元年の土砂災害は、発生件数1,640件、台風19号に伴う土砂災害は953件の最多であったこと、宮城県丸森町における緊急的な直轄砂防事業を実施していること、天竜川水系三峰川の直轄砂防事業の推進により、昭和36年災害時より降雨量が多くても被害が無かったこと、今年度10県38市町村へ延べ人数1,261人派遣したTEC-FORCEが被災状況の調査等の支援活動をしたこと、全国約240市町村において、約4.1万人が土砂災害に係る避難訓練などを実施したこと、特別養護老人ホームで避難確保計画を作成し日頃から避難訓練をしていて、人的被害が無かったことなどを詳しく説明され、今後も砂防事業推進のために市町村長をはじめ砂防関係の皆さんのお力添えをお願いするなどの講演をされました。






▽ 来賓として長野県選出国会議員は、当協会理事の宮下一郎衆議院議員さんが見えておりました。私は全国治水砂防協会監事としてステージで座っていました。


▽ 意見発表では、「平成30年北海道胆振東部地震からの教訓」と題して、北海道厚真町長宮坂尚市朗氏が発表されました。




 北海道胆振東部地震の被害の概要として山腹崩壊や土石流の災害の模様、6000箇所以上の土層滑りと100箇所以上の岩盤滑りが発生した内容、人的被害と住家被害の概要、リエゾンなどの人的支援の状況、TEC-FORCEなどの支援機関の活動状況、支援物資の搬入模様、応急仮設住宅等の入居状況、災害ボランティアの活動状況、教訓・課題として、受援体制・受援訓練、避難所運営訓練、情報収集・情報発信体制など日頃の備えの重要性、リエゾンの派遣、応急期の技術者・職員確保(TEC-FORCE、国・北海道、市町村職員)、各界の広域応援などの応急・復旧支援、地域の団結力と自治能力の向上、自主防災組織・防災マスターの育成などのレジリエンスについて意見発表をされました。




▽ 次に我が長野県飯山市長 足立正則氏からは、「井出川土石流災害(平成29年5月)からの教訓」と題して、意見発表をしていただきました。


 人家25戸、JR飯山線、県道などの保全対象、融雪が原因の大規模な山腹崩壊、発生の予測が難しいこと、「出川の水が濁っている」と住民からの第1報が市に寄せられ、県と市で現地調査を実施し、渓流内に泥の堆積を確認、土石流発生の時期が予想できず、夜間に土石流が発生したら住民は避難ができないから5月20日19時に避難勧告を発令、5月22日13時50分頃 大規模土石流の発生により避難指示を発令、しかし、平成9年完成の桑名川砂防堰堤により土石流を補足して下流の人家・鉄道・県道を保全したとのことでした。




 住民説明会による住民との対話や細かな情報提供で住民の不安を取り除いたこと、堤防の嵩上げ、根固めブロックの補強、鋼製牛枠の組み立て、リングネット、ブロック堰堤の新設などの応急工事をしていただいたこと、災害関連緊急砂防事業により出川照岡砂防堰堤が1年半で完成したこと、防災基盤(インフラ・ライフラインの予防保全)整備の重要性、住民と市、国・県との連携の重要性、予算と人材の確保の重要性の令和の砂防に求めるものなどについて発表されました。




▽ 副会長の椎葉晃充椎葉村長が「提言(案)」を朗読され、「土砂災害防止施設の強力な整備推進」「大規模な土砂災害が発生した地域等における直轄事業の実施」「土砂災害対策の一層の強化」「警戒避難体制の整備と防災・減災活動の充実」「体制及び組織・人材育成の強化」の5項目の「提言」を大会決議とし、全国治水砂防促進大会は終了しました。


▽ 要望活動は、長野県治水砂防協会の会長として、全国治水砂防協会の要望に同行し、財務省 主計局 主計官 中島朗洋氏に要望書をお渡しし、要望をさせていただきました。


▽ その後長野県治水砂防協会の要望班と合流し、財務省 財務大臣政務官 宮島 喜文氏に要望書をお渡し、3か年緊急対策終了後も必要な財源を継続的に確保していただくことなどの要望と、犀川・姫川・土尻川の3砂防事務所の要望もさせていただきました。






▽ 次に国土交通省 国土交通副大臣 青木一彦氏に要望書をお渡し、堆積土砂の撤去についての予算措置、今後とも国土交通省には人的支援をお願いしたいので、地方整備局の体制強化などを要望させていただきました。また、多くの市町村長が要望され、その多さに青木副大臣が驚かれ、長野県の砂防事業促進にかける思いが伝わったと感じました。





 
 長野県下77市町村から98名もの多くの首長さんはじめ関係各位のご参加をいただき誠にありがとうございました。引き続き長野県治水砂防協会に対してご支援・ご協力をお願いいたします。そして、皆さんお疲れ様でした。




▽ 朝の写真は宇留賀の風景です。





 その他生坂村では、保育園で誕生会、小学校でALT・金管卒団式・1年生が下生野の皆さんと元気塾、児童館でこども工房などが行われました。

やまなみ荘定例会&生坂村公共交通空白地有償運送運営委員会

2019年11月18日 | 生坂村の会議
 18日(月)は日が届くことがありましたが、雲が優勢の空で、夕方近くから雨が降り出す天気でした。
 午前10時からのやまなみ荘定例会は、10月の利用状況が、前年度対比で宿泊者数46名減となり使用料も大幅な減少でした。日帰り宴会者数も95名の減で、台風第19号災害の影響のキャンセルもあり、前年度対比は大幅な減額となりました。

 秋鮭フェアは、途中経過164食の提供でして、11月1日から始まりました、新そば祭り(ひすいそば)は、219食提供しておりました。
災害応援メニューとして、11月6日から30日まで、魚のあら煮定食を700円で提供させていただき、その内100円を義援金としていただき、社会福祉協議会を通じて日赤長野県支部に寄付しております。

 11月の全戸配布の内容は、海鮮丼フェアを12月2日から27日までの営業日に毎日開催することと、年末年始の営業と刺身盛り皿・オードブルの予約受付、忘新年会プランなどの内容をお知らせすることにしました。
 12月の全戸配布の予定は、年末年始の通常営業、新年会プラン、12月30日から1月3日の竹炭湯、1月2日の恒例イベントなどの内容をお知らせする予定です。また、お得なプランのお料理や2月から3月の新規プランなどについても協議しました。
 11月から12月も美味しいお料理とおもてなしの心で、新そば祭り、海鮮丼フェア、忘年会プラン、地酒祭りなど色々な企画により、皆さんのお越しをお待ちしております。

 午前11時からは、生坂村公共交通空白地有償運送運営協議会を開催させていただき、会長の私から、交通不便者の多い当村にとって、現在の有償運送は、高齢者が住み慣れた生坂村で住み続けるために欠かせない交通手段であり、通院だけでなく買物等にも利用できるように制度を拡大していただきたいなどの挨拶をさせていただきました。


 協議事項として、生坂村公共交通空白地有償運送運営協議会及び生坂村公共交通会議設置要綱等について、山本健康福祉課長から説明していただき、当有償運送を委託しています生坂村社会福祉協議会事務局の丸山君から、生坂村社会福祉協議会有償運送許可期間の更新申請について説明していただきました。


 北陸信越運輸局長野運輸支局の中村専門官さん、長野県企画振興部交通政策課の清水さんから、当村のような高齢化率が高く、移動困難者が多い中山間地域では、ドアツードアの運行は欠かせないことなどの実情等についてお話をいただき、村営バスの指定管理をお願いしています安曇観光タクシー(株)の耳塚社長からは、生坂村でもタクシーのご用命にお応えできることと、ドライバーの高齢化と人材不足など、業界の課題等をお話いただき、委員各位からも利便性の向上や対象者や利用内容の拡大などの意見・要望が出されました。


 最後に、更新申請については、委員全員から申請すべきという同意をいただき、社協で申請手続きをして、当村の移動困難者のために引き続き有償運送をしていただくことになりました。

▽ 朝の写真は下生野上空からの風景です。







 その他生坂村では、保育園で小保連絡会、小学校であるぶ巡回支援・縦割り清掃、松筑建設労働組合生坂班要望、少年少女サッカー教室などが行われました。

宇留賀区の慰労会及び収穫祭

2019年11月17日 | 生坂村の催し
 17日(日)は日差しが届いて、お出かけを楽しめる天気でした。
 午前11時からは、明日香荘において宇留賀区の慰労会と収穫祭に招待され出席しました。今年度区長になられた山﨑区長さんが企画され、春から村や区の事業に対してご苦労いただいた区民の皆さんを労うために行われました。
 最初に、我が生坂龍翔太鼓の指導や作調をしていただきました加藤さん、水野さんのステージから始まりました。山﨑区長さんと水野さんは中学時代の同級生で、加藤さん、水野さんのお二人が荒馬座に入った頃に、旧北小学校で合宿をして宇留賀区の皆さんからお米や野菜などの差し入れをいただき、その恩返しをしたいということから、今回のステージになったとのことでした。



 太鼓、篠笛、民謡、獅子舞などの素敵な演目をご披露くださり、私は久しぶりに拝見させていただき、心が洗われるような気持ちの良い時を過ごさせていただきました。宇留賀区の皆さんも静かに見て聞いていて満足そうでした。








 慰労会・収穫祭は山﨑区長さんが、春から色々とお世話になったことや、国道・県道・村道・用水路工事などが行われていて、何かとご迷惑を掛けていることにも謝辞を述べられるなどの挨拶をされ、私も村政運営にご協力いただいていることに感謝を申し上げ、宇留賀区の皆さんがご健勝で様々なご活動をしていただくことが、宇留賀区、生坂村の活性化に結び付きますなどとお願いの挨拶をさせていただき、前区長の丸山さんが、皆さんのご健康、ご多幸と宇留賀区の発展を祈念して乾杯をして宴に入りました。




 私はお注ぎしながら声かけをさせていただき、皆さんから口火を切るように言われ、最初にカラオケを歌わせていただきました。そうすると吉澤副区長さんが、次から次と指名され、ご夫婦で歌われたり、私も山﨑区長さんとデュエットをしたり、加藤さん、水野さんが長持唄を披露していただくなど大変盛り上がりました。






 区民全員を対象に慰労会・収穫祭をされることは、宇留賀区の規模では大変だと思いましたが、皆さんは楽しまれていて、区の絆を深めるには良い企画だと感じました。楽しい時間を過ごさせていただきましたことに感謝を申し上げますとともに、引き続き宇留賀区・生坂村の色々な事業にご理解とご協力をお願いいたします。

▽ 朝の写真は草尾上空からの風景です。







大人の朗読コンサート

2019年11月16日 | 生坂村の催し
 いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
 しあわせingサークルの「大人の朗読コンサート」が11月16日(土)午後1時30分から、生坂村商工会館で行われました。
まずは短く、クスッと笑える作品で、向田邦子 作「霊長類ヒト科 動物図鑑」より「声変わり」






 メインは1時間の大作、高田郁 原作「漆喰くい」を4人で朗読しました。

 くつろいで聴けるよう、ソファ席が用意された会場で、作品の世界をじっくりと堪能することができたひと時でした。

道の駅 いくさかの郷の収穫祭・特産市

2019年11月16日 | 生坂村の催し
 16日(土)は日差しが届いても、一日の寒暖差が大きい天気でした。

 午前10時前から、今回初めて収穫祭として、中山間地域農業下生坂集落の皆さんが、大鍋による「芋煮の振る舞い」と、里芋、ゴボウ、キャベツなど野菜の販売をしていただきました。






 また、地元団体による特産市では、毎回出店いただいています、おじさま倶楽部の信州ひすいそばの新そば手打ちそば、ハチクの会&女・人輝きクラブの竹っこおやき・竹っこ弁当、こなもん工房の石窯焼きピザを販売していただきました。






 農産物直売所でも、定例イベントとして、かあさん家のかあさん豆腐、おからどーなつのお買い得品、梅おこわ・ぼたもち、地元産の野菜、果物の特売、きのこ類、招福たまごなど各種商品の販売が行われ、多くのお客様にお越しいただきました。




 参加された各団体の皆さんには、毎回お忙しいところご協力いただき、道の駅いくさかの郷を盛り上げていただき感謝申し上げますとともに、引き続きお世話になりますが、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。


▽ 朝の写真は小立野の乳房イチョウの風景です。







 その他生坂村では、光と風の地域交流フェスティバル出展、地域未来塾、少年少女バドミントン教室、小学生バレーボール教室、少年少女サッカー教室U-15などが行われました。