信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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令和元年度 災害復旧促進全国大会

2019年11月05日 | 私の活動報告
 5日(火)は日差しが届いて穏やかな空。朝はグッと冷え込みます。一日の気温差が大きくなるので、体感を崩さないよう服装で上手に調節を行ってください。
 午後0時からは、全国防災協会理事懇談会があり、私は監事として出席し、災害復旧促進全国大会の内容、決議案等について協議をし、原案の通り大会に諮ることになりました。
 午後1時30分から砂防会館別館1階「シェーンバッハ・サボー」において開催されました。
▽ 令和元年度 災害復旧促進全国大会の模様です。





▽ 脇雅史会長さんより、我が国は、地形気象等の条件から毎年全国各地で多くの災害が発生しており、大型の台風第19号は、総雨量が関東甲信地方静岡県の17地点で500mmを超え、記録的な大雨により13都県に特別警報が発表され、多数の河川で堤防が決壊したほか、越水浸水等甚大な被害が発生するなど、今年も台風、豪雨、地震等で全国各地に災害が相継ぎました。当協会としては、大規模な災害が発生した場合に、災害復旧や改良復旧計画立案のため、被災した都道府県・市町村から国土交通省防災課に要請がなされ、必要と判断された場合に無償で災害復旧技術専門家を派遣する支援を行っており、今後も地方自治体のご要望に応じて積極的に派遣してまいる所存でありますなどと挨拶をされました。


▽ 国土交通事務次官 藤田耕三氏より、近年我が国では、毎年のように大変深刻な自然災害が発生しており、本年も台風・大雨・地震様々な自然災害が発生しています。取り分け先般の台風19号は大変広い範囲にわたり記録的な大雨が降った結果、直轄河川だけで12箇所、県管理区間は128箇所という大変多くの河川が決壊する被害が生じております。今なお地域の社会や経済に深刻な影響をもたらしていて、こうした状況の中で、少しでも災害に強い国土を造っていくこと、あるいは災害の発生に対しては、一刻も早い復旧を成し遂げ、安全安心を回復すること、これは我が国にとって切迫した課題であると同時に、私どもに課せられた大変重大な使命であると考えていますなどと挨拶をされました。




▽ 参議院災害対策特別委員長 杉久武氏より、本年は9月の台風第15号では記録的な暴風雨に、そして、10月の台風第19号では、記録的な大雨にそれぞれ見舞われました。これらの災害により、多くの人名が奪われ、多くの住家や農業施設等が損壊するなど、甚大な被害が生じ、現在被災地の復旧復興に向けて懸命な作業が進められております。我が国は気候変動等の影響による台風をはじめとして自然災害の頻発・激甚化に加えて、首都直下地震や南海トラフ地震などの大規模災害の発生が懸念されております。この一方で公共土木施設の老朽化とともに人口の減少、高齢化が進み、地域の防災力の低下が懸念されております。地域の活力維持の観点からも、災害による被害の最小化、災害からの迅速な復旧復興が従来にも増して大きな意義を有しております。こうした課題の解決に向けて、国・地方が一体となった防災・減災、国土強靱化の取組を継続的に推進していくことが不可欠でありますなどと挨拶をされました。


▽ 令和元年度災害復旧及び災害防止事業功労者表彰として、個人58名と18団体が表彰され、代表として元新潟県加茂市長 小池 清彦 様が受賞され謝辞を述べられました。






▽ 国土交通省災害対策概況説明として、岩田美幸防災課長より、令和元年の災害と対応について説明していただきました。
 令和元年度の災害発生状況、山形県沖を震源とする地震、8月の前線に伴う大雨、台風第15号の一般被害・電力への被害・インフラへの被害・被災地への物資支援、台風第19号の河川の被害と対応・直轄権限代行による河川の復旧・土砂災害の発生状況・道路・鉄道の被害及び復旧状況、公共土木施設被害の概要、TEC-FORCEの活動状況・派遣実績などについて説明していただきました。










▽ 地方代表意見要望発表として、昨年の北海道胆振東部地震で被災された北海道厚真町長 宮坂尚市朗氏から、北海道胆振地方中東部の深さ約 35km でマグニチュード 6.7 の地震が発生し、最大震度7を観測した北海道胆振東部地震の概要、幅約1.3km、高さ30m、全面約3,000haの崩壊などの山間地の被災状況、人口4,650人の0.8%の37名が犠牲になり、住家被害は90%以上に及んだなどの被害状況、北海道全域で約295万戸が停電(ブラックアウト)等の災害対応、直轄砂防事業等の復旧状況、災害ボランティアの受援体制等の説明をされ、規模の大きな災害の復旧には、改良復旧事業を同時に行える事、国、北海道の権限代行で実施いただいたことなどの説明をされました。














▽ 最後に菅原副会長が、「令和元年に全国各地で甚大な被害を被った公共土木施設の早期復旧を図ること。また、近年の災害の激甚化等に鑑み、再度災害防止を図るため、改良復旧事業を積極的に取り入れ、災害関連事業等の迅速な採択と事業促進に向け、所要の措置を講ずること。」など7項目を強く要望する決議案が朗読され、全会一致で採択されました。




▽ 大会終了後、県選出及び県関係の衆参両院議員に対して要望活動をしましたが、我々の班は、太田昌孝衆議院議員さんと下条みつ衆議院議員さんにお会いでき、直接要望することができました。




 私は衆議院議員会館の要望でしたので、務台衆議院議員さんところにも寄って、27日(水)東筑摩郡村長会との意見交換会等のお願いと様々な話ができて良かったです。そして、長野県河川協会として、特に台風第19号の災害に対して、早期の復旧・復興を要請しました要望活動は予定通り実施できました。皆さん、お疲れ様でした。

▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。





 今日生坂村では、小学校でなかよし旬間(~15日)・ALT・SC来校、中学校で人権教育月間(~12/6)、草尾・古坂の皆さんの元気塾、山口医師訪問診療、地区担当職員会議などが行われました。