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松本消防協会第3ブロック消防団秋季合同訓練会

2019年11月10日 | 生坂村の報告
 10日(日)の朝は雲優勢の空から段々と日差しが届きましたが、昼間も空気が冷たい一日でした。
 今回の秋季合同訓練は、午前9時に安曇野市防災広場に集合し開会式の後、消防用水確保訓練を見学する班と、当村B&G海洋センターで普通救命講習を受講する班に分かれて行われました。
 私は、第3ブロック消防団の当番村長として、開閉会式に出席するため安曇野市の防災広場に行きました。

▽ 第3ブロックの開会式は筑北村・麻績村・生坂村消防団の団員が参加され始まり、松本消防協会長の寺島団長が、糸魚川の大火災により消防用水を確保することの困難さが認識され、第3ブロックにおいても山間部など消防用水を確保することが難しい地区があるので、今回の訓練を視察して今後の消防活動に活かしていただきたいなどと挨拶をされました。


▽ 私からは、各村・地域の村民の生命・財産を守っていただいていることなどに御礼を申し上げ、台風第19号災害では、自らの地域は自らで守るという消防精神の基、担当地区の巡視や内水の排水活動などを行っていただき、人的被害が無かったことに感謝を申し上げ、今後も技術の習得に努められ、安全安心の生活を守っていただくことをお願いするなどの挨拶をさせていただきました。




▽ 続いて9時30分から、参加機関として、松本生コン事業協同組合、安筑生コン事業協同組合、安曇野市、安曇野市消防団、松本広域消防局(警防課、豊科消防署)と、訓練見学者として、松本市、塩尻市、東筑摩郡5村消防団等及び当消防局職員の皆さんが開会式を行い、松本広域消防局等のそれぞれの立場から挨拶をいただき始まりました。








 今回の第3ブロック消防団の訓練目的は、近年発生している大規模火災に備え、昨年8月1日に締結された「災害時における消防用水等の確保に関する協定」第9条に基づく連携訓練を見学し、消防団員の災害時に備えた見識の修得を目的に合同訓練会を開催し、また、併せて救命講習を実施し災害時に備えた技術の習得を目的に合同訓練会を開催するとのことです。

▽ 最初に、各生コン事業協同組合の職員の皆さんから、コンクリートミキサー車の概要説明をしていただきました。




▽ 次に、消防署及び消防団によるコンクリートミキサー車への給水訓練をしていただきました。






▽ 今度は、コンクリートミキサー車から組立防火水槽への補水訓練をしていただきました。




▽ 消防署及び消防団による放水訓練をして訓練が終了しました。




▽ 最後に、閉会式では豊科消防署長、安曇野市消防団長から講評をいただきました。




 訓練会は、昨今の大規模な火災に備えた対応や救急救命の講習を実施することによって、消防団員の鍛錬と災害時に備えた技術の習得を目的に行われました。
 普通救命講習は、人形を使って心肺蘇生、人工呼吸等の講習を受けた後、それぞれの班に別れて実際に救命措置訓練を実施されたと思います。
 訓練会によって、団員各位がそれぞれの技術や知識の向上に結び付いたと考えます。引き続き各村の安全・安心な生活を守っていただきますようお願いいたします。早朝より、ご参加いただきました皆さんに感謝を申し上げます。

▽ 朝の写真は下生野上空からの風景です。