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対人緊張症は人生勉強をすれば治る (薬では治らない)

2010年08月12日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症は人生勉強をすれば治る (薬では治らない)


2010年8月12日(木)
心理療法(認知行動療法、人生勉強療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)は
「人は何を考えているか?」
「人や自分は客観的にどういう状況か?」
「人と自分の関係はどうなっているか?」
「危機だと感じているがこれは妥当な未来予測か?」
などがしっかり分かっていない把握できていないという基礎の人生勉強不足から出ている認知の歪みが原因です。

ですから医師からもらった薬を何年も何十年も飲み続けても基礎の人生勉強や認知の歪みが修正できるわけがありませんからいつまで経っても対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)は治りません。

医師の処方してくれる薬は対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)を治す薬ではなく症状を抑える薬です。
ですから、お酒と同じような物です。
嫌な事があってお酒を飲むと気がそれたり忘れられたりしますが、それはお酒に酔っている時だけの状態で、結局、お酒から覚めると現実は何も変わっていません。
それと同じです。
場合によってはお酒から覚めたくないのでアルコール中毒になるように薬に依存をしてしまう人たちもいます。

結果の症状を何とかしようとだけ思っているから
「誰かに治してもらおう」
という発想になるから薬に依存をするのです。

しかし、原因から見たら、対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)の原因は通常の病気のように、ウイルスや病原菌、遺伝、生活習慣、老化などではなく、ほとんどの人は大丈夫だと認知する場面なのに危機だと認知してしまう『認知の歪み』が原因です。

そして、上記しました通り、この『認知の歪み』は基礎の人生勉強不足から来ています。

念の為に書きますが、対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)に知能の差は関係ありません。
事実、私は誰でも知っている超難関大学を出ている対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)の人に多くお会いしています。
学校の勉強が出来る出来ないではなく人の中で生きる能力『人生勉強不足』が原因です。

また、結果の症状に焦点を当てると対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)は赤面症や吃音(きつおん、どもりの事)、書けい(字を人前で書く時震えたり手が動かなくなる事)、多汗など数え切れないほどの症状がありますし、医師や結果に焦点を当てる心理療法では吃音ひとつ取っても単発式の吃音だとか長発式の吃音だとか分けて薬が効き易いとか効き難いとか言います。
しかし、原因から見たら、全ての対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)は同じ原因です。
赤面症や吃音、書けい、多汗なども本人が緊張した時にこういう症状が出るといつの間にか受け入れた条件反射を出しているだけで同じ原因です。

基礎の人生勉強が出来れば何年も何十年も悩み、医師の薬を飲み続けている状態(対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)は病気ではなく困っている状態です)は簡単になくなります(治ります)。

では、基礎の人生勉強を身に付ける事は難しいか?
私は
「あなたの小学校時代の同窓生がここに百人いるとしましょう。百人の中であなたと同じように対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)で医師に掛かっている人は何人いると思いますか?」
とクライエントさんに必ず質問をします。
するとクライエントさんは自分だけという答えから多くても2~3人位だろうとよく言います。
言い換えると99人~97人が基礎の人生勉強が出来ていて対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)で困っていないのです。
100人中99人~97人になるのは当たり前ですが簡単です。
しかし、この99人~97人は何年も掛けて基礎の人生勉強を身に付けたのですから数ヶ月で身に付けるのは真剣でなければ無理です。
(余談ですが、私の所で脱落する人たちは知能の問題ではなく真剣に治したいとは思っていますが、真剣に基礎の人生勉強を勉強して身に付けようとしない人です。ある意味、甘えている人たちです。)

★対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)を治すために基礎の人生勉強を身に付ける事はほとんどの人たちが身に付けているのですから簡単ですが、甘えないで人生を賭けて真剣に勉強をしなくてはいけません。
すると、何年も何十年も悩んで来た対人緊張症(社会不安障害、対人恐怖症)が嘘のようになくなり、人生が面白くなって来ます。
大丈夫です(笑)。



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