ストレスのせいじゃないよ。ストレス耐性の違いだよ。必須の人生勉強が良く出来るようになったらストレスも感じにくくなりますよ。
５年以上前の話ですが、内科の医師が普通コースでセラピーを受けられていました。
（注、心理療法ハッピーライフに医療関係者（医師、歯科医師、薬剤師、看護師、技師など）結構来ます。理由は、薬で対人緊張症、神経症、うつ病は治らないのを知ってるから、とほとんどの人が言います。）
この内科医の先生は、ストレス、ストレス、と原因をストレスというように何度も何度も言うので、
「先生はストレスを物質のように言っていますが物質ではないでしょう。」
というような話をしました。
ストレス（精神的なストレス、精神的なストレス以外のストレスもあります）が、対人緊張症、神経症、うつ病の原因と考えている人達がそれなりに居ますが、ストレスは物質ではありませんから、便宜上、ストレスと存在している物のように言っているだけで、ストレスは心に掛かる負荷なのです。
ですから、ストレスを発散させたり、ストレスを消滅させたりする事は出来ません。
しかし、ストレスを感じにくい精神にする事は出来ます。
新入社員のA君B君の話を思い出して下さい。
A君とB君の違いは、同じ年齢で、同じ大学を卒業して、同じ会社に入り、同じ研修を受けて、同じ部署に配属されて、一緒に仕事をして、一緒に失敗して、一緒に部長に怒られているのですから、知能や環境はほとんど同じですが、必須の人生勉強が大きく違つていたのでしたね。
A君は部長に怒られて「怖い、怖い」だけでしたが、B君は部長の立場になって見たら部長は何を考えているのか? このフロアーに居る課長や係長はどんな風に自分たちを見ているか? 妥当な未来予測をするとどんな未来になるのが妥当か? 等をしています。
新入社員のA君B君の話をしっかりと思い出せない人は ぜひ もう一度読み返して欲しいです。
A君はストレスを一杯感じるストレス耐性のとても弱い人で、部長に怒られた後、うつ病になりましたが、B君は必須の人生勉強が人並みに出来ているのでストレスをそんなに感じないストレス耐性の強い人で、部長に怒られた後も、何も問題なく過ごしています。
今回のブログは少し難しかったかも知れませんが、ストレスをどうするこうするではなく、ストレス耐性を上げなければ、他の多くの人たちと同じ環境に居ても、ストレス性の病気などに掛かってしまうのです。
焦点を当てなければいけないのは ストレスではなく、ストレス耐性を上げるという所で、ストレス耐性を上げる最も良い方法は必須の人生勉強を更に深く勉強する事だと思いますよ。
（注、気をそらす等でもストレス耐性は上がりますが、誤魔化しているだけですよね。）
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