『明確化』 例えば、赤面したら何が怖いのか? 対人緊張症、神経症、うつ病には間違った強い恐怖心が原因にあるから、『一人お化け屋敷状態』になっている。
対人緊張症の人も、神経症の人も、うつ病の人も、そうでない多くの人たちと同じ世界に生きています。
そして、この世界は怖い世界ではありません。
しかし、対人緊張症、神経症、うつ病の人たちは、この世界を、怖い世界だと思っているのです。
さて、とりあえず、少しでも楽になるために、『明確化』をしましょう。
例えば、赤面症の人を例にしますと、赤面したら怖い理由を紙に箇条書きで何も思い付かなくなるまで書いてもらいます。
よろしければ、皆さんも、怖いと思っている事を紙に箇条書きで何も思い付かなくなるまで書きましょう。
例えば、「笑われる」「嫌われる」「孤独になる」「無視される」等々書かれます。
書き終わったら、他人が書いてあなたが相談を受けていると思って、書かれている事を一つ一つチェックしてみて下さい。
赤面したら本当にそうなる可能性がどれくらいあるか?
そうなったら本当に怖い事か? 客観的に見たら、怖い事ではなく嫌な事でしかないか?
怖い事だとして、最悪とうなるのか?
他人の相談に乗ってあげていると思って答えて行きましょう。
主観だけで考えているから、主観が暴走して妄想状態になって強い恐怖（勘違い）を発生させて、一人お化け屋敷状態、になっているのです。
しかし、他人事に置き換えると（出来ない人も居るでしょうが）、他人事で考えることが出来る人は、色々な事に気付くはずです。
例えば、可能性は無くはないが、0.00001パーセントくらいしかないだろうとか、
そうなったら確かに嫌だけれども怖い事ではないとはっきりと断言できたり、
最悪、例えば、会社を辞める事になったら違う会社を探せば良い、という事だよね。
等が出てくると思います。
この明確化だけでは、本当の問題解決はできませんが、明確化が出来るようになるだけで、大分楽になります。
大丈夫です。
そもそも、対人緊張症、神経症、うつ病は病気ではなく、必須の人生勉強不足から、多方面からの客観的な情報が不足して、明確化が十分に出来なくて、不安の処理が出来ない等が原因ですから、必須の人生勉強をしっかりと、心理療法ハッピーライフの普通コースで勉強して他人に教えられるレベルになれば、スッキリ爽やかに、治ります。
大丈夫です。
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