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カウンセラーと認知行動療法はぜんぜん違う。心理療法はみんな同じようなものではありません。

2013年01月07日 | 心理療法
カウンセラーと認知行動療法はぜんぜん違います。心理療法はみんな同じようなものではありません。心理療法はみんな同じようなものという考えを捨てなければ楽にはなれません。

 
2013年1月7日(月)
心理療法(認知行動療法、人生勉強療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


☆質問ですが、あなたは『人が良い』という事で医師を選びますか? それとも『専門知識や経験を十分に持っていて腕が有る』という事で医師を選びますか?

☆あなたは、病院の診療科目を選ぶに当たって、内科も外科も皮膚科も心療内科も同じようなものだと思って適当に診療科目を選んでいますか? それとも、より自分の病気に合っていると思われる診療科目を選びますか?

当たり前ですが、風邪くらいでしたら『人が良い』で医師を選ぶかも知れませんが、それなりの病気でしたら、人柄よりも専門知識や経験を持っていて腕が有る医師を選ぶでしょう。

診療科目もそれなりの病気でしたら真剣に選び、迷う場合は直接医師に相談したり、他の科目の医師にも診てもらったりするでしょう。それなりの病気でしたら適当に診療科目を選ぶ人はいないでしょう。


★しかし、心理療法の世界は、情報不足と実際に広まっていない、という事が最も大きな原因でしょうが、結構多くの人たちが、心理療法は何処に行っても同じ、と考えているのです。

そして、中には、人の話を良く聞いてくれる良い人だから、効果は余り上がらないけれども続けている、というような人たちもいます。


☆心理療法も病院に行けば診療科目がたくさん有るのと同じで、考え方や実際の手法(セラピー、カウンセリング)も違います。

☆特に、カウンセラー(来談者中心療法)と認知行動療法は火と水のように全く考え方や手法が違います。

カウンセラー(来談者中心療法)の基本的な考え方は、『答えはクライエントさんの中にある』という考え方ですから、色々話を聞きます。
そして、赤裸々な話まで聞き出します。
例えば、あなたの友人が恋人と別れる分かれないという相談をして来たとしましょう。
話をよく聞いていたら友人は恋人と別れる気は全然無い事が分かり、あなたは友人の話をただ聞いていただけなのに、「あなたに相談をして良かった。自分から恋人に謝る。」等の感謝のこもった答えをもらったりした経験があるでしよう。
カウンセラーの原理はこれと同じで、技法を使って、色々話をさせる内に自分で答えを見つけるだろうという考え方と手法です。

しかし、認知行動療法は『答えはクライエントさんの中には無いから教えて上げなければ問題は解決しない』という考え方ですから、考え方、手法が全然違います。

これはカウンセリングが優れている、認知行動療法が優れている、という話ではありません。

当たり前ですが、内科が優れている、外科が優れていると考えている人はいないのと同じで、適材適所、という事なのです。

カウンセリングは人生相談には優れている心理療法ですから、学校や会社では最も適している心理療法と言えるでしょう。

しかし、対人緊張症や神経症、うつ病のクライエントさんの中にこの問題を解決する答えは無いのです。

以前このブログで書きました、足し算引き算が出来ない為にスーパーマーケットのレジが怖い、という人に何十時間もカウンセリングを続けても楽にはなりません。

足し算引き算を知らないのですから、どんなに何十時間もカウンセリングを続けても「足し算引き算をして手持ちのお金で足りるという事を確認してレジに行けば良いんだ」という答えは出て来ません。

クライエントさんの中に答えはないのですから、足し算引き算を教えてあげる事が最も早くすっきりと解決する方法でしょう。

それと同じで、対人緊張症、神経症、うつ病、などの人たちは自分や自分の周りを見る、等の必要な人生勉強が出来ていないのですから、必要な人生勉強を出来るようになれば、足し算引き算が出来ればすぐにすっきりレジが怖いという問題がなくなるのと同じで、対人緊張症、神経症、うつ病がすぐにすっきりと問題自体がなくなります。

最後に、念の為に、カウンセリングの先生が良い人でも楽にならないのでしたら、それはあなたを楽にする技術を持っていないのです。


☆個々のご相談は無料セラピー(2時間)の中でお願い致します。

ちなみに、無料セラピーは無料資料の請求をしてからです。

無料資料の請求方法は下記をよく読んで下さい。



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携帯090-2233-6654 (ソフトバンク)
メールアドレス a@happylife.jp
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