人に嫌われても怖くない人になりましょう。取りあえず楽になる1回コースでどんな事をするのか? ご質問に答えて。
たった1回のセラピーで、どれくらい楽になるのか?
それはどれだけ深く分かったかに係わって来ます。
『分かったと納得の法則』
分かったには 1パーセント分かった から 99パーセント分かった まで大きな幅があり、
浅い分かったでは『わかっているけれども出来ない』
それが深い分かったになれば『分かっている、出来た』
になります。
分かったと納得の法則は過去に書いていますから今日はこのくらいで簡単に終わらせて頂きますが、
例えば、対人緊張症(医師は社交不安障害とか社会不安障害、たまにSADと言ったりします)のクライエントさんが1回コースを申し込まれたとしましょう。
もちろん1回ですから、多くの対人緊張症で困っていない人たちの仲間入りが出来て綺麗さっぱり対人緊張症が治るという欲張った考えは捨てて下さいね。
普通コースで、多くの対人緊張症で困っていない人たちの仲間入りをして、綺麗さっぱり対人緊張症が治るのには最短でも20回のセラピーは掛かります。
さて、話を戻しましょう。
対人緊張症のクライエントさんが1回コースを申し込まれたとしましょう。
私は1回で最も楽になるだろうという内容でセラピーをします。
ですから、人によって内容は違ってきますが、最も多くするセラピー内容は 『明確化』 です。
対人緊張症の人は人前で緊張して人に変に思われたら怖い。
嫌われたらもっと怖い。
という間違った思考と間違った感じ方をしています。
『さて、人に嫌われたら何が怖いのか?』
セラピーの中で徹底的に明確化をクライエントさんと一緒にして行きます。
すると、全てのクライエントさんは、嫌われても怖くない、という事を論理的に、科学的に分かったと理解します。
(注、過去に真剣に一緒に考えて頂いたクライエントさんです。長いセラピスト人生では一緒に考えないクライエントさんもいましたがその人は除きます。)
後はどれだけ深く分かったで楽になる度合いが大きく違ってきますが、相当楽になるクライエントさんも多くいます。
例えば、対人緊張症が原因で不登校になっている子が、学校に行けるようになる、くらいの効果は深く分かって頂ければ十分に出ます。
何故ならば、人に嫌われても怖くないと深く分かったのですから。