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統合失調症 2回目 (私見)

2007年05月07日 | 心理療法ハッピーライフ
統合失調症 2回目(私見)

2007年5月7日(月)
ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。

近況報告です。

あたしンち(けらえいこ著)をブックオフで何度かに分けて全巻買って来て読破(笑)しました(笑)。
面白かったです(笑)。
二度も三度も読めます(笑)。
お勧めです(笑)。

また、4月28日のこのブログでお願い致しましたアンケートにご回答頂いた方全員にリラクゼイションテープ(催眠療法のテープ、技法・全身弛緩法、目的・リラックスする習慣を潜在意識につける、録音時間約35分、説明書付き)を差し上げますので、5月10日(木)までにご回答を宜しくお願い致します。


さて、今回は、統合失調症 2回目(私見)です。

最初に、誤解が生じると困りますので、前回の統合失調症(4月20日)も必ず、読まれて下さい。
お願い致します。

前回の結論ですが(あくまでも私見です)、
統合失調症の方も、認知行動療法的に正しい状況認知や正しい環境認知などを受け入れて頂き、不安がり過ぎる考え方を軽減して頂ければ、相当な効果か期待できると考えています。

今日はその理由を更に書いて行きます。

まず、最初に、心のトラブルの事をよく知らない人は、統合失調症の方を特別視する傾向がありますが、私の経験上、他の対人緊張症の方や神経症の方と、突飛、という事でしたら変わりません。

例えば、対人緊張症の人の中には、自分の赤面を、会社の上司や同僚や部下が毎日、自宅で噂をして笑っていると本気で思い込んでいた人がいました。
また、自分の周りの全ての人は自分の事を変に思って見ているとか、客観的な状況認知や環境認知が出来ていないから本当に突飛な事を言う方も結構います。

神経症の方も同じです。
例えば、電車のドアが閉まると酸素がなくなって息苦しくなるとか、
家から一歩でも外に出ると交通事故に巻き込まれると真剣に思って恐がっている人もいました。

もっと皆さんが知っている話を引用すると、中学校で杞憂という漢文を習いませんでしたか?
この話は、昔、中国の杞の国の人が天が落ちてきたらどうしようと心配した話ですよね。
まさに、不安神経症です。
そして、突飛な話ですよね。

統合失調症の人は、聞こえない言葉が聞こえると言いますから、心理療法家の中にも特別視してしまう方がいますが、よく考えてみると、他の心のトラブルと突飛差においてはそんなに変わらないのです。

そして、統合失調症の方に限らず、おかしな状況認知、おかしな環境認知、おかしな空間認知をしている事に、家族や私がどんなに変だと指摘しても、がんこにおかしくないと言い続ける人は、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の方にもそれなりにいます。

そもそも、私は、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病と区分する事自体が、原因からすると誤認知で同じですから分類の必要性はそんなにないと考えています。

そして、対人関係の誤認知が原因で赤面症や吃音(きつおん、どもりの事)などの症状が出る、不安が強くて(必要以上に備えてしまう誤認知)パニックになるなどと同じく、統合失調症の方も不安(必要以上に備えてしまう誤認知)が空耳という症状を起こしているだけではと考えています。

ただし、素質も有ると思います。
私は医師ではありませんが、統合失調症によく効く薬があると聞いています。
ですから、ある程度は、空耳を聞き易い素質、というものも有ると考えますが、
それは、顔が白いと赤面した事がすぐ分かるから赤面症になってしまったという人の素質と同じ程度の問題ではないかと考えています。

最も重要な事は、本当に何度も何度も書いていますが、正しく認知をする事が重要なのです。

前回(統合失調症の一回目の話)、私が重要な電話を待っている時、シャワーを浴びたら、電話のベルの空耳が聞こえた、という実話を書きましたが、この空耳は本当の音と変わりませんでした。

ですから、より客観的に自分自身を見て、本当に現実に有り得ることかどうか、を私と一緒に見に行って頂けるかどうかが鍵だと思います。

そして、自分自身を客観視すればするほど、空耳だと納得出来、マイナスの感情が減って来ます。
それと並行して、A君B君のB君のような不安がらない考え方を受け取れば楽になれます。
(注、このブログの中の新入社員のA君B君の話からの引用です。)

今回の結論ですが、私の目からすると、統合失調症も他の心のトラブルも同じに見えます。
不安を減らせば良いと思います。

最後に、統合失調症は誤認知をしているのですから正しい認知をして頂く事が重要で、誤認知の上塗りをする古典的な催眠は絶対に行ってはいけない、更に混乱をひどくさせるだけと考えます。

私の新しい催眠療法は簡単に言うと認知行動療法的な催眠療法ですから、正しい認知を受け入れて頂き潜在意識へのアプローチに催眠を利用しています。
同じ催眠状態を利用していても、古典的な催眠とは全く違いますから安心して下さい。

そして、治してもらうのではなく、客観的な正しい認知を自分で付けるんだと思われる事が重要です。

大丈夫です。

ご相談ください(笑)。

では、また、明日(笑)。

大丈夫ですよ(笑)。大丈夫です(笑)。

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