帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

アメリカ家具

2015-01-25 12:10:00 | できるかな
アメリカ家具というジャンルをご存知だろうか。

沖縄は米兵がたくさん住んでいて、彼らが本国へ戻る際に置いていった家具のことなんだが、これが質実剛健かつ独特の味わいがあるのでフアンも多いと聞く。
中目黒あたりの家具通りでは椅子一脚に数万円の値段がつけられていてびっくりさせられる。

10年ほど前、宜野湾のリサイクルショップでそのアメリカ机を購入し愛用してきた。



店主いわく、「材はメープルだから上等さー」とのことだったが、一万円くらいだったか、とにかく非常に安く買えた。




昨年辺りからマウスのあたりの塗装が剥がれてきて不快なので、再塗装を調べたところ・・・。




             ぐえええ。 机より高けぇ。








なので、自分でやってみることに。 机の天板再塗装。
塗り方は塗装屋の娘のマリ嬢に知恵を拝借した。




まずはサンディングマシーンで古い塗装を剥がさねばならぬのだが、ペーパーがすぐにダメになってしまい難儀する。
1時間かけて半分もすすまない。




ペーパーの補充を買いに、いつものダイソー100均へいったらなんだかよさげなものを発見。

これが凄く活躍した。 がんがん削れる。 

力もいらないので鼻歌交じりにスーイスーイスーイ・・・あれ?




塗装の下からプラスチックがでてきやがった!

メープル材で上等さー、って違うでしょ、これ会議室の折りたたみテーブルと同じ素材のメラミン板でしょ。

とほほ。

騙された・・・。 

というより毎日顔を合わせていたのに10年も気づかなかった俺が間抜けという話だ。






再塗装はうまくいったけれど、徒労感にみまわれてちっとも嬉しくないばかりか、俺のひそやかな楽しみであるところの夜のデスク酒が、なんだか公民館で飲んでいるような感じになってしまって不愉快なことよ。

考えてみればメープル(楓)の一枚板が1万円で買えるわけがないのだ。

安物買いのなんとやら、である。









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