帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

マックの合理主義に陰り

2015-01-18 11:00:00 | つれづれ
コンビニエンスストアなどとの業態を超えた競争が激しくなる中、かつて業績を押し上げた「徹底した合理主義」に陰り。(毎日新聞)

近頃マクドがマスコミにぶっ叩かれておりますが、うちはあまりいかないので興味はないす。

それより今日の記事を読むと合理主義が悪いような印象をうけますが、そっちのほうが気になった。

合理主義とは
感覚・経験ではなく、理性・論理(辻褄)・合理性に依拠する態度。理性主義。
理性の能力を用いた内省・反省を通じて原理を捉え、そこからあらゆる法則を演繹しようとする演繹法が真理の探求の方法とされた (wiki

これのどこが悪いのか。 
外食に限らず、どの企業でも合理主義でないと生き残れないです。

それはたぶん、合理主義に対比される、感覚と経験を重んじる考え方が日本人に好まれるせいではないかと。
サンデル教授の白熱教室でもジョンロックはよく語られ、視聴率も良かったですし、和食の文化なんかはまさにそれ。

そして合理主義≒グローバル化の弊害だ、という論調も好まれますね。
「youは何しに日本へ」みたいな番組、多いでしょ。
日本の、感覚と経験を重んじる文化が欧米の人たちにウケていると安心するから。
でも、そんな外国人はそれほど多くはいないです。
自国でちょっと変わったやつとかいわれている人に多いかも。
外国人観光客が増えている理由は「円安」だから。一昨年と比べて物価全部3割引きだもの。
あとは「ラーメンとスシ喰いてぇ」ですな。

で、感覚と経験を客観的に重んじるのは実はイギリスで発達した考えで、イギリス経験論というんですが、詳しい本を読もうと思って調べてみたら杖下 隆英っていう東大教授がこの分野の権威でした。
この教授のお父さんも教授で名前は杖下隆之・・・ってあれぇ?

彼のことを思い出しているのは私だけではないはずだ。
















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